信じられなかったから

嘘をついて

誤魔化したくて

信じたかったけど

信じる自信が無かったから


巧みに言葉を積み上げて

貴方の心を抉りに行く

差し出される真実を受け容れ、る

フリさえしないで拒んでみた


そして そして

後悔するまで打ち込んで送る

“貴方はきっと素敵な誰かに出逢う”

私が私を信じられないと

分かりきった真実を支えにして

貴方が私を諦めた瞬間

罪の運命が揺らがずに待っていることだろう

私を信じる貴方を

信じられなかった私に授けられる

空虚な時間









“真実は優しいか”