ギターさんと格闘することになって何が嬉しいかっていうと、
高校・専門学校の頃によく聴いていたMIDIサイトさんの曲をぱっと思いだして、
ぽつぽつと弾いてみたり久しぶりにサイトを訪れて曲を聴きに行ったこと。
思い出のあの曲、をはっと思い浮かべて音を探して弾いてみること。
最近聴いてる曲ももちろんいろいろ弾いてみたりしてるけど、
つまりは懐かしい一曲に再開する機会が増えたんです。
今はもう殆どCDは場所を決めて収納してしまってて、
なかなか取り出して聴くにもラジカセが不調だったりいつの間にか母が愛用していたり(笑
PCに取り込んだ曲か、動画サイトに入り浸りで音楽を聴く毎日だったので、
本当に懐かしい一曲は普段目に触れないところに全部置いてしまっていました。
そんな毎日だったので、ちょっと昔の懐かしい“アレ”に触れようブームがやってきたんです。
・・・この波で読書も再読フィーバーに入りました(笑
本の山をチェックしてて、あれもこれも・・・うわ読みたい!と。
とにかく、学生時代に読んでた本を、社会人経験をさせてもらった後に読んでみたいんです。
図書館で借りてくる本も、今のところとにかく一回読んだ本ばかりになっています。
「七王国の玉座」は改めて人間のいろいろを考えさせてくれたし、
「ひかりのあめ」などのフランチェスカ・リア・ブロック作品は、
日本の作家さんで個人的にバイブル存在の折原みと&桜井亜美に通じる“女の子”や“女の子の周りにいるみんな”の物語を映し出した、“女の子”目線の物語が多くて、
自分の“ルーツ”って改めてここなんだなと気付かせてくれる何かを持っていました。
小学校の頃に聴いてた音楽は思い出せるけど、小学校の頃に読んでた本は一部思い出せなかったり、
そんなこともあります。沢山あります。
でも、思い出せる限りの何かに触れることによって思い出せることもあったり、
その瞬間に、その年代に生きていたってことをあらためて実感できる。
半永久的に学生に戻ることはないと思うので、
自分に学生時代があったことを再確認したいのかもですね。この欲って。
だから私は、なるべく「久しぶりに、あれを・・・」の気持ちに、なるべく素直に飛び込みたいと思ってます。
さて、探して買い直したい本もたくさん出てくるんですが(笑)、
まずはギターさんの弦が錆び始めてたりピッキングしているうちにボロボロになってきたりしているので、
今週はまず弦の相談に行かなければ。
初心者用にと薦められた柔らかいピックが少し前からもう耐えられなくなってきて(笑)、
ピックも種類を聞いてこようかなと。
もちろん週始めの求人チェックが先ですけどね。
思い出と踏みしめている時間はけして重なり合うことはないけど、
記憶は手を繋ぎ合うことができる。
こんなところは、私の強力な女々しさの源なんでしょうね。きっと。
現実を生きているようで、常にどっぷりと記憶に浸かっているなって感じる日もあります・・・戻ってこい(笑