LUNKHEADの3rdシングル。
15秒CMで惚れた思い出の一曲。
掻き鳴らされたギターの音から勢いよく始まったメロディは、
Aメロの歌い始めからリズミカルながらも抑制させた落ち着きを見せる。
しかしBメロで堪え切れなくなったように加速度的な助走をつけ、
サビに差し掛かると躊躇いなく一気にエネルギーを爆発させる。
全体的に留まることを知らない躍動感を感じさせる音遣いだが、
その音に乗る言葉は激しいメロディに反して繊細そのもの。
何かを「信じる」こと、それを極限まで突き詰めた、決意にも似た囁き。
小高芳太郎の訴えかけるような歌声と絡み合い、
「僕」はがむしゃらに現実を受け止めて、未知なる明日を信じていこうと前を向く。
激しいメロディのサビには驚くほど切なくハートフルな歌詞。
このギャップに惚れました。
切ないロックが好きな方に特にオススメ。
- 地図/ランクヘッド
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ベストアルバム発売記念にLUNKHEADを聴き直し。
唯一聴いていたこのアルバム収録曲が一番好きです。
マイベストオブLUNKHEADは勿論この「プリズム」。
他にも収録曲は名曲が多いし、勿論それからのシングル曲も良作ばかりだし、
ベストアルバム書き下ろし曲も良い曲だったのでこれからもっとLUNKHEADを漁っていきたいです。