電撃文庫小説大賞・銀賞受賞作。

ちょっ、今年の受賞作の中で一番面白かったんだけど(金賞を抜いた感有






実はあまりよろしい評判を聞いていなかったのでこれだけ読むのが遅くなってしまった受賞作。


でも蓋を開けてみたらなんということでしょう、




面 白 す ぎ




主人公が行方不明の兄の手がかりを知るために訪れた探偵事務所。


のファーストコンタクトの描写にぶっと吹き出し(何故工事現場にある筈のモノがそこに


便所王子確定にただただ爆笑し、


バイオレンスなレディとMなナイスガイに爆笑し。


サイコホラーなイメージがぶち壊しでもはやサイココメディになってる・・・・・・


うん、えっと、とにかく便所王子に始まり便所王子に終わる一冊ですから!(?


カラーイラストにちょっとときめきかけたのに便所王子!!


カッコいいようで抜けすぎて周到なのに間抜けだよ便所王子!!!






あーもう十分すぎるほど楽しみました(便所王子のことしかまともに書いてない


もし続刊が出るなら買っちゃうでしょうね。


ホラーな世界観が好きな方には特にお薦め。

under―異界ノスタルジア (電撃文庫 せ 2-1)/瀬那 和章
¥599
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切ない場面も便所王子のフレーズが全てを笑いに変えようと・・・(抑えてッ