言わずと知れた月9ドラマ「薔薇のない花屋」の主題歌。


しっとりと、でも弾むようなピアノメインの前奏からすっと入る心の深くに沁みる歌声、


サビの歌いだしの強弱、終盤の盛り上がり方といい、


「聴かせ方」がとてもよく作り込まれてると思う。


山下達郎の凄さを感じさせてくれる一曲。






この歌が私たちに訴えかけてくる言葉は、


「愛しい人とずっと一緒に居たい」


ただそれだけ。


そのシンプルなメッセージを、シンプルな表現で伝えてくる。


手をつなぎ、寄り添って、一緒にいられる場所を二人で探す。


愛し合っている二人にとって、それは他の何よりも大切で素敵なことだから、




「一緒にいたい」


「だから、ずっと一緒」




そう、繰り返す。






歌詞の世界観や音色で冬の世界を描きだしているこの一曲。


終盤は伴奏の音の深まりで春が芽吹き始めているようにも感じられるのは気のせい?


ジャケットの写真の手、よくよく見るとピントがズレてるんです。


そのズレ具合にも少しグッと来ます。


味わいある愛のバラードを堪能したい方はぜひ。





ずっと一緒さ/山下達郎
¥1,080
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ドラマを見て最初にこの曲を聴いた時ぞわぞわって来たんですよ!


ゆったりなスローテンポの曲なのに大らかさの裏に華やかさ隠してるよとか!


最後の最後をほぼアカペラで綺麗な伸び声で「一緒さ~♪」って締めてるよとか!!


ついつい熱く語ってしまいました。