表紙とタイトルに惹かれて買ってみた一冊でした。


不思議な転生の話です。


誕生の過去×繁栄の現在×衰退と再生の未来が交ざり合い、


一つの壮大な物語を描き出してます。


これ二回読むと更に理解が深まるタイプの本かと。


未来は過去や現在に伏線というタネをもたらし、


過去と現在は確実に未来へのステップになっている。


過去があるから未来があり、


未来があるから過去が、そして今(現在)がある。


そんなメッセージを感じちゃいました。


創刊間もない5次元文庫の一冊ですが、中々面白いものを読ませていただきました。


運命と必然は存在するのねとロマンチックに考えたくなる一冊。

永遠という名の一瞬―だからぼくたちはいまここにいる (5次元文庫 と 1-1)/十和音 響
¥660
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