- 嶽本 野ばら
- ツインズ―続・世界の終わりという名の雑貨店
君を失った僕は、彼女に出会いました。
読後の感想は、出来れば出会いたくなかった・・・ですかね。
「世界の終わりという名の雑貨店」は、短いながらも無駄が無く、そこで終えても十分よかった物語でした。
なんだか気分は「電撃大賞の賞を取った良いオチ方をした一冊がシリーズ化された」時のようです。
ってコアすぎる比喩だったらずびばぜん(--;)そして電撃のどんな話かは言いません・・・
さてこのツインズの内容はというとまさに「続・世界の終わりという名の雑貨店」。
続編なのであんまりネタバレしたらいけないのかしらと思いつつ一行目から思いっきりネタバレしてしまっているのですがあまり気にしないでください(何
宗教に関しての話が出てきて・・・内容に関しては正直言って深く書けません(^^;
そしてこういう道に話が進んじゃったのね・・・という心境です・・・
あっという間に読んだ(読めた)一冊でしたが、複雑な気持ちです。
「世界の終わりという名の雑貨店」が収録されている「ミシン」を貸してくださったお師匠さまが未読のようだったら、
薦めようか薦めまいかとも思いつつ読んでいましたが・・・
・・・そこは本人にお任せ?(あれ?
個人的な気持ちとしては複雑極まりないですが、一つの物語としては星4つ。
去年発売の「ハピネス」はこの「ツインズ」の続編なのか、帯にそれっぽいことが書いてあっただけなのでよく分からないんですが、
追っかけられたらとりあえず追っかけてみたいです。