31日の新聞に、記事が載っていたニャ。
やっぱり現実なんだと、パパさんは思ったそうだニャ。

お通夜・告別式の日程が決まったら連絡を頂く事になっていたけれど、月曜夜になっても火曜日夜になっても連絡が無かったニャ。

パパさんとママさんは「身内だけでお葬式を済ませてしまったのかな?」と言っていたニャ。

そして水曜日の夜、娘さんから「1日夕方、帰ってきました。4日・5日に通夜式・告別式を行います。」と、連絡が来たニャ。

そして木曜日夜に再び娘さんから「火葬場迄ご足労願えますか?」と言われたニャ。
パパさんは「最後なので、行かせて頂きます。」と答えたニャ。



金曜日夕方、パパさんとママさんは斎場に向かったニャ。
2月だと言うのに、春の様な暖かい陽気だったニャ。

たくさんの会葬者の方々の中に紛れてこっそりとお焼香を済まそうと考えていたのに、娘さんに見つかってしまい遺族席に連れて行かれたニャ。

そして通夜式は、粛々と行われたニャ。



土曜日の午前11時、告別式が始まる時、千葉県を震源とする地震が発生したニャ。
斎場はゆ~らゆ~らと大きく揺れたニャ。
参列者の方々は「きっと未練があるから揺らせたんだなぁ。」と言っていたニャ。



告別式が終わり、会葬者に見送られて火葬場へ向かったニャ。

約1時間半程で火葬も終わり、パパさん達は遺族の方々に挨拶をして、自宅へ向かったニャ。



今日の午前中、娘さんから電話があったニャ。
会葬のお礼と「なんで帰っちゃったんですか~?お食事も差し上げられなくて、申し訳ございませんでした。」と言われたニャ。
どうやら、精進落しの席が設けられていたそうだニャ。

パパさんは感謝の意を伝えて、電話を切ったニャ。

改めて、ご冥福をお祈りするニャ。