契約日には、土地の代金を支払わなければいけないそうだニャ。

パパは「振り込みかなぁ?」と思っていたそうだニャ。
しかし、資料には「支払いは現金又は金融機関振り出しの預金小切手」と書いてあったそうだニャ。
パパは「現金(大金!)を持って歩くと、きっと挙動不審な人に見えるだろうなぁ。この『金融機関振り出しの預金小切手』ってなんだ???」と思ったそうだニャ。

早速、いつも来てくれるA銀行の営業さんに連絡をとったそうだニャ。
そうしたら「銀行名で小切手を振り出して、その金額をお客様の口座から引き落とす事が出来る小切手です。」と、教えてくれたニャ。


後日、B銀行へ行って、貯金してあったお金をおろしたそうだニャ。
窓口の女の人は「失礼ですが、何にお使いになられるのでしょうか?」と聞いて来たニャ。
パパは「大きなお世話だ!」思いつつも、「家を買うんです」と答えたそうだニャ。
「あっ、そうですか・・・」とつれない返事(そりゃそうだニャ)。


いつもは窓口でお金を受け取る時にお金を数えるのだけれど、数が多いのでどうしようかなぁと、パパは思っていたそうだニャ。
そうしたら、窓口の女の人は「これで全部です。」と、他の人に見えないようにカウンターの内側でお金を見せてくれたニャ。
これは、信用するしかないなぁと、思ったそうだニャ(普段から信用していない訳ではないそうだニャ)。


普段、大金を持ち歩かないので、ドキドキしながらお家へ帰ったそうだニャ(う~ん、小市民だニャ)。


現金を家に置いておくのも不用心なので、早々、A銀行の営業さんに取りに来てもらったそうだニャ。
営業さんは帯封付きのお札を「一応、数えさせて頂きますね。」と、ちゃっちゃっちゃっと、数えたそうだニャ。
数えた結果、おろした金額に間違いなかったそうだニャ。


契約日は現金ではなく「金融機関振り出しの預金小切手」を持って行く事にしたそうだニャ。
そして、契約日の前の日に、営業さんが持て来てくれたそうだニャ。

「金融機関振り出しの預金小切手」は、ごく普通の小切手と同じだったそうだニャ。
あえて違う箇所をあげれば、振出人が銀行の社長さんではなく、営業部長さんの名前だったそうだニャ。
「本店営業部」の口座だからなのかな?と、思ったそうだニャ(支店の場合はどうなるのかニャ?)。


そして、いよいよ契約日になったニャ。



続きはまたニャ~。