僕が高校生の時代は一大メロコアブームが巻き起こっており、日本勢ではハイスタンダード、Snail Ranp、HUSKING BEEなんかが、海外勢ではランシド、グリーンデイ、オフスプラリング、NOFX辺りでメロコア四天王なんていってメロコア/パンクシーンを大いに盛り上げていた。
10代特有の何処からともなく湧き出るフラストレーションを解放するのにパンクロックほど持ってこいな音楽はないんじゃないだろうか。
僕もすっかりメロコアの虜になっていったのだけど、やはり生まれつきなのか普通てのが苦手らしく、メーンロードをどうも外れたがる。
気が付いたら80年代のUKコアにハマってしまい、khaosU.KやエクスプロイテッドやG.B.Hなどの本格的なパンクロックに傾倒するようになり、やがてそれは服装などの見た目にも影響を見せ始めた。
ところがなんかの拍子にキングクリムゾンという70年代に活躍したプログレッシブロックの父的なバンドのデビューアルバムの1曲目を聞いて、頭を金槌で思いっきりぶっ叩かれたかのようなショックを受けた。
とんでもなくかっこいい!!
この後僕はレッドツェッペリンやビートルズやデビッドボウイを知り、ロックミュージックの禁断の蜜の味を知ってしまい、ハードコアは単調なリフにやかましく吠え回るだけだと云う一方的なレッテルを貼り付けてそれ以降パンクロックは一切聞かなくなってしまった。
実際には60年代、70年代にロックミュージックとドラッグが合体してどんどん進化して行き、それまでの方程式や既成概念をぶち壊し、演奏技術も曲の構成も複雑さを極め、もはや本人達にしか再現不能なくらいに複雑化が進み、ついには1曲で20分とか30分とかを超す曲が普通に聞かれるような時代になっていた。そこに辟易していたイギリスの殺気立った労働者階級の若者が、怒りと酒と女とドラッグだけで演奏技術なんてなくったって音楽なんて出来んだよバーカ!といって中指立ててロックを死の淵に追いやったのがセックス・ピストルズのジョニーライドンを始めとした第一次パンクムーブメントの始まりだから、僕は全く時代に逆行した音楽の聞き方をしてしまった。
やがてメロコアブームは一時期の勢いを失い、少しずつメーンストリームから姿を消していったかのように思えた。
それから数年たって、2004年にグリーンデイがアメリカンイディオットというアルバムを発表してずいぶん世間を騒がした。
それまでグリーンデイが新譜を発表しても見向きもしなかったのに今回は何故かCDを買ってしまった。
で、今でも覚えてるけど自分達のライブが渋谷で終わり、その帰りに246号線の池尻大橋付近を下ってる時にこのCDを車載コンポで流した訳だけど。。。
久しぶりに脳天をかち割られました。
3ピースバンドがこんな厚みのある音を出すとは!!
バンドが入った瞬間の音圧がすごすぎるー
あ〜
きもちいい〜
かっこいい〜
と、なる。
たまたまiPodで音楽聞いてたらグリンデイ流れてかっこよかったので書いてみた。




