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本編

おばあちゃんは、僕が横浜から大阪まで自転車で来た事にかなり驚いていたが、これからまた沖縄に行くと言ったら呆れていた。


おばあちゃんにハグをして、2014年10月23日正午、いよいよ約3ヶ月ぶりに自転車の旅を再開した。



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前回は7月の夏まっさかりで、日中の移動は危険だと思い、夜な夜な走る事にしたが、今回は10月と言う事もあり、堂々と日中移動できた。


秋晴れの中走るのは清々しくて気持ちがいいし、景色もよく見えるので気分爽快!


横浜から大阪まで自転車で来た時についた筋肉は、約3ヶ月間の山籠りの間にすっかり元通りになっていて、最初の内は思うように脚が動かずにもどかしかった。


それにしても大阪は自転車人口が多い気がする。

と思って調べてみると、やはり都道府県別で全国第2位の保有率だった。

走ってみるとわかるが、大阪は坂が少なく自転車で走りやすい。

出発前にトレーニングがてら祖母の家のある寝屋川市から梅田まで自転車で行ってみたが、ほとんど坂道がなく、ひたすら平坦な道だった。


なのでものすごく走りやすい印象を受けた大阪。



今回は寝屋川市を出発し、淀川沿いを大阪湾に向かって進んだが、やはりほとんど平坦な道で、ブランクの空いた初日には丁度いいウォーミングアップとなってありがたかった。




6時半には神戸に到着。


神戸はおしゃれな街並みで港もあり、中華街もあり、何処と無く僕の住む横浜に似ている。



とりあえず夕食を食べる為に中華街に向かった。


この時に何を食べたか覚えていない。


中華街は横浜と比べるとだいぶ規模が小さい。

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ところで、今回僕は新たに2つのアイテムを今回のチャリ旅の為に買い足した。

1つは寝袋と、もう1つはソーラー式充電器だ。

結論から言うと、寝袋は大変に重宝したが、ソーラー式充電器は役に立たなかった。

なぜなら、ソーラー式充電器は太陽光がソーラーパネルに当たる事によって発電し、それを充電したい対象の機械に繋いで充電する仕組みで、一見ずっと外を走っているのならば役に立ちそうなものだが、僕はそのソーラーパネルを後輪の上の荷台にくくりつけていた為、西を向いて走ると僕自身が太陽の光をちょうど遮る形となり、パネルに陽が当たらない。
じゃあフロントに付ければいいじゃないかと思うが、ハンドル部分に取り付けるにはパネルが大きく、邪魔となってハンドル操作に支障が出る上、太陽光を受ける角度で固定するのが至難の技で諦めた。

おまけに、僕のiPhone を繋ぐとかなりの高確率で、このアクセサリーは使用できませんという表示が出て、それが僕を苛立たせた。

ので、この翌年にインドを旅した時、ジャイサルメールで砂漠のツアーに参加した時のガイドのインド人青年が興味を示し、これは僕が持つべきだ!とかなんとか言っていたのであげた。

持っている物が持たざるものに与える事は何も悪い事では無い。

今もラクダの背に取り付けられ、彼のゲストや砂漠の青年の役に立っていると嬉しいなと思う。





神戸に着いても相変わらず平坦な道が続いていた。


あまり早く移動をやめても仕方がない。


なぜなら、今回僕は野宿をして宿代を浮かそうとしたからである。

あんまり早い時間だと人の目が気になるし、万が一警察が来ても厄介だ。


なので、もう少し先へ進む事にした。


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22時50分、明石海峡大橋。


対岸の街の灯りがキラキラ光っていて、何があるのか、どんな街なのか凄く気になる。


確か明石海峡大橋が望める露天風呂のあるスーパー銭湯で疲れを癒したような気がするんだけど。

サウナからも見えたような。



風呂に入りさっぱりして、いよいよ野宿する場所を決めようかと。


人生初野宿。


テントはない。


寝袋1つで寝るにはどこがいいんだろうか。


なるべく人が来ない、寝ていて邪魔されない場所がいい。


Googleマップで適当な公園を探していると、埋め立て地と思われる 工業地帯に目ぼしい公園を発見。




港町横浜に住む僕の勘では、夜間、普通はこんな所に人はこない。



ここだ!と思い、今いる場所から20分くらいで行けそうなので、試しに行ってみる事に。


大きな橋を渡り、埋め立てられた殺風景な工業地帯にある、大きな公園に進入してみた。


予想通り人気はない。


が、予想してたよりも公園は大きく、かえって薄気味悪い。


人気が無いとはいえ、なるべく人目に付かなそうな場所はないかと公園を徘徊し、低い木の垣根を越えた先に広がっていた芝生の丘を見つけたので、傾斜はあったけど、贅沢は言えぬと坂の上を頭にして寝袋を広げて潜り込んだ。


生まれて初めての寝袋は、特に脚を広げようとすると窮屈ではあったけど、包み込まれるような感覚が心地よく、久しぶりに自転車を漕いだ疲れも相まってぐっすりと眠る事が出来た。