今まで行った旅先でどこが良かったかと聞かれたら、ネパールと答える。


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僕の様にバックパックを背負って旅をする、否、ネパールを訪れる殆どの旅行者は空港からまず最初にタメル地区を目指すのではないだろうか。


ここには多くの安宿やお土産物屋が集まり、レストランだってネパール人向けの店から西洋人向けのレストラン、和食、中華、コリアン、インディアン、バーガーショップ(マグドナルド等はない)等、様々なレストランが軒を連ねる。メインロードですら、車がすれ違うのもやっとな車幅に、多くの観光客、物売り、リキシャ(人力車)、麻薬の売人、車、バイク、犬が混ざり合って常に雑然としていて活気に満ちている。


道路はアスファルトで一応は舗装されているが、両端はアスファルトがめくれ、土が剥き出しになっている為か、近くの山ですらかすんで薄っすらとしか見えないくらい土埃が舞い、空気が悪い。

その為地元の人達がマスクをしてる姿が目立つ。


なぜ日本はこんなに地面をアスファルトで固めまくったのか、その理由が少し理解できた。



このネパールのタメル地区の雰囲気はかなり独特だと感じた。例えば東南アジアを何度か行くと、どの国に行っても何と無く似ているなと気づく事がある。東南アジア共通の空気感なんかがあるのだろうか。植物も食べ物もお土産物屋も街の雰囲気も遺跡も、それぞれ違うけどなんか似ている。ネパールはインドに似ているが、インドとも違うし、他の観光地と比べたら明らかに異彩を放っている。


初めてネパールを訪れた時も友達から、まずはタメルへ迎えとアドバイスを貰っていたので、訳もわからずタクシーでタメル地区に向かった。


そしてタメルに到着すると、ほんの数メートル歩いただけでネパールが放つ独特の雰囲気に圧倒されてワクワクしたのを覚えている。


50年ほどタイムスリップした感覚に陥ったのを覚えている。

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そんなタメルを歩いていてよく目にするのが曼荼羅屋さん。


どの店も店先には立派な曼荼羅が並び、僕の目には電力不足のネパールでは珍しく煌々と輝いて見えるもんで、入るのも躊躇する。



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しかしどの絵もサイケデリックで最高にかっこいい。僕が行っても1万くらいで大したクオリティでない作品を売りつけようとするもんで買わなかったが、ネパールに行く度に1枚ずつ曼荼羅を買って行くのも悪くないなと目論んどる。


いつかこんな絵が描ける様になりたいな。




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