あなたのいないビルは

殺風景で

色がないよ

 

あなたはいつも

他の人より鮮やかに見えた

声も姿も気配も

足音までも

 

名前を呼んでくれて

ありがとう

 

私はここで

あなたのいない世界を

歩いていきます

 

いつかまた

出会うまで