不登校難民 | ココロのコトバ

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起立性調節障害という病気で、中学は2年半完全不登校だった息子。
単位制の通信制高校に進み、見違えるように生き生きと高校生活を楽しんでいます。

前向きに一歩ずつ…息子と娘とシングルマザーの私で歩んでいます。

今は元気に高校に通っている息子 (遅刻、欠席ありますがあせる


1年前までは完全不登校児でした



2年半のお家生活・・・


起立性調節障害の症状が強かった時期は寝たきりの毎日汗


少し調子がいい日は午後から起きて


学校が終わる時間(夕方)になってからゲームやパソコン


真面目な息子は学校がある時間は決してゲームをしませんでした


自分の中で決めたルール


勉強も全くしていませんでしたが


学校を休んでいるのにゲームをするというのは


真面目な息子にとってはさすがに気が引けたようです



2年半の間


体調の悪い日が続くときもあれば


体調の良い日が続くときもありました


体調が良くなって日中も動ける日が多くなってくると


息子は『何かしたい、黙っているより何かしたほうがいいよね?』


と、しきりに言ってくるようになりました


身体が動けるようになってもそう簡単に学校に戻れるはずがありません


簡単に学校に戻れるような子は不登校にはなりませんからね


日中、息子がどこか通えるような場所がないか?


私はいろいろ探してみましたが


どこのフリースクールも毎月○万というお金がかかるのです


しかも勉強を教えてくれるのではなく、ほとんど遊びのようなプログラム・・・


時間も朝から昼過ぎまで・・・朝起きれない息子には無理で・・・


普通に公立の中学に通っていれば無料なのにな~と


残念ながら我が家の家計ではフリースクールに通わせてあげることはできませんでした



息子の中学には別室教室というものがありましたが


完全予約制で週1回30分、スクールカウンセラーとマンツーマンで過ごすのです


スクールカウンセラーと1対1で30分おしゃべりって・・・汗


息子には苦痛だったようです汗


こんな別室教室ってどうなんでしょうね?


他の方のブログを読んでいると、同じように学校に通えない生徒が集まって


勉強したりワイワイしたり・・・しかも毎日通えるようだし・・・


息子の中学のこんな別室教室ってありえないですよね?



息子が通っていた心療内科で行っていたデイケアも週1だったので


息子はある時期、本当にからだを持て余していたんです


学校のある時間に外でスポーツするのも人目が気になりますしあせる


まさに、私たち親子は不登校難民でした


行くところがないんです汗


結局、中3の受験生になり家庭教師を頼みましたが


急に勉強を詰め込み無理をしすぎて体調を崩し汗


またまた寝込むことに・・・



中3の後半でやっと今の高校の理事長さんが経営しているオープンスクールに出逢いました


自分の通える時間帯に勉強を教えてくれるフリースクールです


でもやはりここもお金がかかりました(当たり前ですがあせる




私がずっと抱いてきた思い・・・


それは


不登校になった子供たちが気軽に立ち寄れる、集える居場所があればいいのになって・・・


月謝なんかなくて、通うのにいちいち面談とかカウンセリングとかいらなくて

(不登校の親は何度も何度も同じ話を病院や先生にしていますよね汗


同じような仲間がいて


気持ちをわかってくれるスタッフがいて


そんな場所があったらいいのになって・・・


不登校だからってひきこもらなくていい


不登校だからって余計な月謝払ってフリースクールに通わなくてもいい


不登校だからってマイナスなことばかり、もうたくさんです




不登校の子供たちにそんな居場所を作ってあげられたらいいな・・・