何でもない日に乾杯! | ココロのコトバ

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起立性調節障害という病気で、中学は2年半完全不登校だった息子。
単位制の通信制高校に進み、見違えるように生き生きと高校生活を楽しんでいます。

前向きに一歩ずつ…息子と娘とシングルマザーの私で歩んでいます。

明日は在宅就業するための認定試験の日。

今日は1日、有給を取って家でお勉強していました。


夕方になり

買い物もしていないことに気づき

冷蔵庫も空っぽ状態。


これから何か作る気にもなれず

娘に相談すると


『ピザが食べたい!』


よし!今晩は宅配ピザにしよう!


早速、息子に手紙


『今日はピザ食べるよ!友達も連れておいで~』


で、

いつも遊びに来るHちゃんとTくんと息子の3人で帰ってきた。


テーブルにピザが並び、グラスにはジュースが注がれ


『さぁ、何に乾杯する??』


『ん~~中間テストの前夜祭に乾杯~!!』???


と、訳のわからない乾杯で夕食がスタートしました。


あれ?なんかTくん、ちょっと緊張気味?と思っていたら



『あ~なんかこうやって友達のうちでみんなでご飯食べるのって

初めてだぁ~

だから、なんか緊張する~』



だって。


なんか、おばさん嬉しくなっちゃって、

そっか~彼がどんな中学時代を過ごしてきたかはわからないけど

こうやって、クラスメイトのお家でみんなでご飯食べるの

初体験かぁ~貢献できて嬉しいな~なんて思っちゃった。


そして

会話の中でわかったこと。

このTくんは毎日遅刻して学校にくるそうです。

朝なかなか起きれないらしく(起立性調節障害??)

それでも欠席はまだなかったんだけど

とうとう今日

授業が終わって放課後に学校に着いたんですって。

それでも学校に来たTくん、えらいな~って思ってたら


小4娘が

『放課後に学校に来て何するの?』


と、素朴な疑問を投げつけてきた叫び


するとTくん

『教室の掃除とね、あと講習を受けるんだよ』


(講習というのは、自主参加で放課後の1時間

毎日、各教科の先生が授業をしてくれるのです。

勉強の遅れを取り戻したい人、大学受験を目指している人など

勉強したい人が残って授業を受けるのです。

もちろん、息子も毎日やっています。)


あっぱれTくん!

君はすごいよ!


放課後なのに頑張って学校にきて

教室の掃除をして

講習を受けにくるんだもん。すごいな…



中学校不登校の子、みんな頑張ってます!


頑張るステージはまだまだたくさんあるんだね。

いつからだって遅くない!


勉強したいって思う気持ちがあれば

学校に足が向くんだよね。

そして、一緒に学ぶ仲間がいればもう何もいうことはないね。



今日は何でもない日。


でも


何でもない日にかんぱ~い!!