無知の知。<過去ブログ>
※過去のブログです。
個人HPの私書箱にこんな素敵な応援メッセージが届きました。
「院長の声大好きです。癒されます。よしおみたいな声ですよね。」
と、まぁだいぶ要約しましたがこんな感じのメールを頂きました。
ありがとうございます。好きといってもらえて何よりでございます。嬉しいです。
しかし、ここで疑問がひとつ。
「よしお」って誰だろう?
自分の無知さ加減を恥ながらもメンバーに聞いてみた。
すると、どうやら「よしお」なる人物は芸人らしい。
自分以外のメンバー全てに聞いてみたところ、4人のうち4人が芸人と回答してくれた。
ほう、「よしお」は芸人か。みんな物知りだな。
知らないのは自分だけだった。
どうやらこんなシーンでも俺は仲間外れらしい。
少し悔しいので「よしお」を知らない人を探すことにした。
ライブの日だったので、まずはライブハウスのスタッフさんに尋ねてみる。
「よしお」って知ってますか?
「知ってますよ、芸人のですよね。ていうか、なんか声似てますよね」
なんてこった。
この人も知っていた。どうやら俺は時代の波に激しく乗り遅れているようだ。溺れてる。
っていうか、質問にだけ答えてくれればいいものを。
「似ている」とか余計な追加情報はいらないのだ。
次はメイク中にメイクさんに聞いてみた。
やはり知っていた。
っていうか、一瞬メイクの手が止まってた。おそらく「この人、よしおを知らないの?遅れてるわ!常日頃からこの人は馬鹿だ馬鹿だと思っていたけれど、知能の発達よりも更に遅れているわ!ナンセンスだわ!」などと考え、一瞬固まってしまったに違いない。
もういい。手を動かしてくれ。
悲しくなった。
くそったれめ
ともかく恐ろしいまでの知名度だ。「よしお」め。
これだけ聞いて回ってみても俺の仲間はみつからないのか。
ドラクエだったらどうすんだ。ストーリーが進まないぜ。むしろドラクエⅠだ。これは孤独との戦いなんだ。ダンジョンが暗くて敵わん。おい、誰かたいまつをくれ。
などと考えつつも、この孤独な俺の仲間探し、どうやら最終手段をとらざるを得ないようだ。
ローディーに聞いてみる。
俺「よしおって知ってる?」
ローディー「ええ、知ってま…」
俺「そっか、そんな奴知らないよなー。俺も初めて知ったもん」
ローディー「いや、知ってま…」
俺「うんうん、知らなくても恥じゃないよなー」
ローディー「だから!知ってま…」
俺「よし!お前を俺の仲間にしてやる!ついてこい!」
ローディー「…はい」
こうして俺は仲間を見つけたんだ。
海賊王に俺はなる