うららかな春の陽射し

午前中は久しぶりに庭仕事をしていました。水仙がもう少しで咲きそうです。

冬のうちに剪定していたバラも芽が出て来ました。


今日は午後ゆっくりめの時間からの仕事なのでブログを書いています。


最近偶然、新宿OP廣瀬クリニックのドクター講話をYou Tubeで見て、呑気な私にすらとても参考になるなぁと思います。

メンタルに問題を感じている方にはぜひ見て頂きたい動画です。


元気が出なくてもとりあえず少し動いてみるとか、悩みがあってもとりあえずそれはどこかに置いておいて楽しい事をするとか、全部母が言っていたなぁと思います。


私が高校入試が終わってホッとしてじっと座り込む日々が何日か続いた時に『あなた、毎日そんなに座ってたら自律神経失調症になるわよ!』と喝を入れられた事などを思い出しました。色々な意味で懸命な母だったと思います。


母自身もシングルマザーでしたから色々悩みはあったようで私が小さい頃、一度うつ状態になりクリニックにかかった事があります。しばらくは薬を飲んでいましたが、そこから先生と相談しつつ自力で治して睡眠薬などもやめて完全復活していました。


彼女はとにかくうつ病でも回復し始めたらすぐ動き始めたし、たとえ気分が乗らなくても自分を律するという事ができていたように思います。


そういうメンタルを保つための知恵を私に毎日じゃんじゃん吹き込んでいてくれた事をとても感謝しています。


廣瀬先生のお話はたくさんの臨床を積み重ねたものですが、うちの母が言っていた事と少し似ているなぁとも思いました。


心配してる暇があったら解決策を考えたら?とか悩んでも答えが出ない時はほっておいて別の楽しい事を考えるとか。


母は一度に二つも、三つも違う重要な事を同時並行してやっていても少しもテンパらない人でした。

それは本当に今もかなわないなぁと思います。


その母に神経太めと言われた私ですからもうとにかく根は呑気。


自分では少しは感受性豊かな繊細な所もあるのではなんて思っていましたが、廣瀬先生の動画ではこれ私は完全に能天気の部類に入るなぁと思いました。


みんな不定愁訴と言って、画像などで悪い所がわからない体の不調に悩まれているのに、画像に先生があっと驚くようなものが写りまくっていたり、血液検査でもヘモグロビンやフェリチンなどはかなりの低値なのに凄く元気で『本当に何ともないんですか?体が慣れちゃったのかなぁ。。』と先生に言われる始末。


でも、本当に気づかずにばりばりウォーキングしていたのです。治療でヘモグロビンが足りてきたらより元気になったなぁニコニコと思いました。

盛って書いている訳ではなくて本当に実感としてこういう感じです。


人間は呑気である事と気にしない事って大切なんだと思います。



他にもYou Tubeで免疫音楽医療学を研究されている先生の講座を拝見してとても面白いと思いました。


音楽が実際に細胞の免疫力を上げる事がわかって、本当に凄いなと思います。

その先生は研究の結果、モーツァルト推しのようですが私はモーツァルト寝ちゃうから、マーラーとかブラームスの曲も研究したらどうなるんだろうと思います。

ただチャイコフスキーの『悲愴』はあれはなんか気分が落ち込みそうな気もします。。。オケの指揮者によっても効果が違うのではないかな。カラヤンの作り出す音楽のスマートさとカッコ良さは群を抜いているのできっと良い効果があるはず!と思ったりしました。


音楽はヘッドフォンより全身であびる方が免疫力を上げる効果が高いそうです。

いつか難しい病気の治療に直接的に音楽が使われる未来があるのではないかと思いました。


脳腫瘍にはメンデルスゾーンがいいとか、眼腫瘍にはドビュッシーだとか。

音楽は低侵襲なのでそんな日が来たらいいなと思いました。


そのためには誰かが研究しなくてはですね。それってどこに行けばできるんだ?

私の色々な腫瘍、使えるかな?


お読みくださりありがとうございました。