雑誌、特に週刊誌の類はほとんど買わないのですが先日久しぶりに「週間新潮」を買いました。
ちなみに買う時は、東洋経済や文芸春秋、正論、SPUR、FIGARO、などを(ばらばらですね・・・音譜)買います。

かねてから皇太子ご夫妻の公務への取り組みや、皇族としての姿勢について少なからず疑問を感じていたので、地下鉄社内で中刷り広告を見て、その足でキヨスクに立ち寄りました。

記事を読む限り、今回の公務でもご誠実なお取り組みの姿勢は乏しいようにも感じられ、もはや雅子様に国内公務への熱意を求めること自体がないものねだりなのだろうかと思える内容で、とても残念な思いです。
このまま、あたかも単なるセレブリティの一人のように、したいこととしたくないこととでご公務を選り好みされるおつもりなのでしょうか。

と思っていたら、追い討ちをかけるように「観測気球」が飛ばされ、重ねて驚いています。

事前に、これから下す判断の「材料」となるような反応や評価を集めるために飛ばす情報が「観測気球」です。
今回は一部のマスコミによって
『宮内庁は、皇太子さまが7月にモンゴルを公式訪問する方向で調整を始めた。
 日本とモンゴルの外交関係樹立35周年の式典に出席する。皇太子妃雅子さまは体調がよければ同行する。
 ご夫妻での外国公式訪問となれば、02年12月のニュージーランド、オーストラリア訪問以来、約4年半ぶり。』(MSN毎日インタラクティブ より)
との報道がなされました。


皇太子様が入院中の今、天皇皇后両陛下がご静養中の今、長期のご静養やご旅行を経てやっとお取り組みになったご公務が著しく不完全であったことが明らかになった今、このタイミングで、本来ならば報道されるはずのない「決定前」の情報がこうして流された意図はどこにあるのでしょうか。


必要に応じて必要な分別を説いて差し上げる方は、宮内庁にはいないのでしょうか。