先日、テレビで「ハンニバル」を放送していたので、ちらっと見るつもり・・・が結局最後まで見ました。
ドクター・レクター、すてき過ぎる・・・。
彼のスーパーマン振りには、見る度いつも魅了されます。

彼の知性、見識、感性、その佇まい、・・・全てが好き。
常に余裕があり、誰よりもスマートで、そして愛情深い。

最も惹かれるのが、彼のクラリスの対する愛情。あれこそ私の理想です。
クラリスのクラリスたる所以「彼女らしさ」、その人間性、姿勢・規範意識・志、その全てを尊重し深い信頼を置き認容し愛しむドクターレクター。彼の包容力に溢れ自信に満ち溢れたあの愛情ほど恋焦がれるものはありません。

恋愛映画よりよっぽど胸がどきどき・・・するというか、憧れます。
あんな風に想われたい。
というかフィレンツェのあの邸宅に妻として迎えて頂きたいのですが。






原作の小説では、最後クラリスとドクター・レクターは二人でオペラを楽しんでいる場面で終わります。
この時のクラリスが正気なのかどうかが判然とせず、そこがたまらず夢が持てる感じなのですが、映画のエンディングのほうが、クラリスの人間性に照らせば説得力があるもかも知れません。

小説のままの映像を見たかった気持ちもあります。