こんにちはパンダ

皆様の地域、
大寒波の影響は大丈夫でしょうか?
何事もありませんように。




ネロとパトラッシュの
"フランダースの犬"
アントウェルペンの聖母大聖堂
(アントワープの大聖堂)で
ネロがいつも眺めていた
ルーベンスの"聖母被昇天"





ピーテル・パウル・ルーベンス
/Peter Paul Rubens

@ja.m.wikipedia.




小学生の時、毎週だったか毎朝だったか?
再放送をテレビで散々見ていました。
その後映画が公開され
こどもの頃に行っていた映画館へ。
結末を知っている私は、
ランララ〜ン、ランララ〜ンルンルンって
陽気な始まりが流れた瞬間から
号泣していました。



新聞屋さんからもらったチケットを持って
自転車を横付けし
こどもだけでよく行っていた映画館。
忘れちゃいけないのが自作のお弁当。
これまた作るのが楽しくてね♡
その状況、なんだかウケる爆笑
小学生の夏休み。いい思い出。




ルーベンスの絵画に
"Samson And Delilah"
サムソンとデライラ

ナショナル・ギャラリー/ロンドン




旧約聖書に登場する物語だそうです。
ペリシテ人(Delilah/デライラ)が
イスラエル人(Somson/サムソン)を
誘惑して倒そうとする物語。
オペラや映画にもなっている
"Samson And Delilah"



デライラは女スパイ。
デライラは強靭なサムソンに
愛しているフリをするわけですが
フリが本気に変化してしまう。
2人はとうとう一夜を共にし
眠ってしまったサムソン。
サムソンの強さの秘密は髪の毛。
サムソンは髪の毛を切られてしまうと
力を失ってしまう。
その髪の毛に、
鋏が入れられようとしている様子なのです。
ルーベンスが感じたデライラの心理を描く。



絵画に詳しくないから
うわぁ〜キラキラって、観るだけだった私は
フレディのデライラを知らなかったら
こういう見方をしていなかっただろうな〜



そんな、引き込まれるお話を専門家が
ガイドツアーしてくれる作品。
"ナショナル・ギャラリー 英国の至宝"
National Gallery/London


精通している人の知識の放出や
夢中になっている人のことばは
その人の情熱、興奮が伝わってきて
そこにまとわりつく空気感がたまらん。

作品の最後は

英国ロイヤル・バレエ団とのアートコラボ

美術は歴史とイマジネーションの旅ですね。




しかしですね、

ナショナルギャラリーの

"Samson And Delilah"

AIが偽物の可能性が高いと判定。

本物はサムソンの右足の爪先まで

描かれているとか。



@smithsonian magazine

詳しく知りたい方は⇧⇧




どういう経緯の偽物なのかは謎ですが
どんな美術品にも偽物は付き纏いますなー。




お待たせ、デライラ♡ゴライアス



フレディのデライラはこの物語のデライラ。
ならばゴライアスはサムソンだった?



その、Goliath/ゴライアスとは
サムソン、デライラと物語は違うけれど
同じく旧約聖書に登場する
ペリシテ人の巨人戦士なんだって。
ゴライアスの最期は後の古代イスラエル王
少年ダビデにやっつけられちゃった...


巨人には程遠く、小さかったゴライアス黒猫

かわいいね。



フレディが言うには
みんな、デライラにはサムソンを
思い浮かべるけれど
ゴライアス黒猫って言えば
肩透かしを食らうでしょ。だってさ〜
フレディの得意気な顔が浮かんじゃう。



私が
"ナショナル・ギャラリー 英国の至宝"
観たのは一年程前なんだけれど、
その時フレディのこのお話を思い出して
お〜ぅ、フレディ。。。って尊敬とブラボー
そんなことをサラリと言ってのけるフレディ
肩透かしを食らう、それがわかる人たち。
レベルが高すぎて簡単に書けなかった。




エリちん。ほらデライラだよ〜ラブ

フレディ、デライラにメロメロだね。

サムソンはフレディブルーハーツブルーハーツ