1、アルカンジェロ・コレルリ


「合奏協奏曲・変ロ長調」



アルカンジェロ・コレルリは1700年前後にイタリアで活躍した音楽家で、ヴァイオリンの名手でした。彼の作品のほとんどが器楽作品であり、バロック音楽の最も重要なジャンルであるオペラな゛見られないというのも、当時としては異例なことではないでしょうか。



「合奏協奏曲」という形式を編み出し、後のヴィヴァルディ、ヘンデル、J・S・バッハに大きな影響を与えています。



2、G・H・ヘンデル 


モテット「風よ静まれ」



ヘンデルのロンドン時代の作品で、ラテン語の歌詞を持っています。ソブラノ独唱と器楽合奏とで、作品が進行していきます。内容はイエスを愛する喜びが歌われています。



3。G・H・ヘンデル


オラトリオ「ソロモン」から「シバの女王の登場」



ヘンデルのオラトリオやオペラには、このように一部の曲が広く知られている作品があります。



「マカベウスのユダ」の「勇者は帰りぬ」は、スポーツ大会の優勝旗授与のセレモニーでよく知られているところです。



4。アントニオ・ヴィヴァルディ


「協奏曲ト短調」



この作品がの譜面には「ドレスデン宮廷の楽団のために」との書き込みがあります。当時ヨーロッパ屈指の水準を誇ったドレスデン宮廷楽団のためにヴィヴァルディが提供した作品ど推察出来ます。



イタリア・バロック、ならびにその影響を強く受けたG・H・ヘンデルの作品をご紹介しました。