当然ながら、
座位の取れない娘は
車の中で、1人で座る事は出来ない。

一般的には、
小さい内は 赤ちゃん用の
チャイルドシートに乗せて、

大きくなったら、
障害児用のカーシート
なる物を購入して、
車に取り付けてそこに座らせる。

これが、

多くの障害児用の物が
とおっても高額であるように、
かなりのお値段のする品物である。
(車椅子が1台20万円以上、とか、
バスチェアーが1台約10万円。とか)

身体障害者手帳を持っていれば、
収入に応じて助成金が降りるので

余程の高給取りでなければ…

車椅子(補装具)関係なら、
だいだい「一割負担」
で購入出来ると思う。

一割、とは言っても、
お安い物では無いのだけれど…


娘も、もう六歳。
赤ちゃん用のチャイルドシートには
収まらないので、
カーシートを購入しても
良い年頃なのだけれど…

このカーシート、

でっかいのである。

幼児や学童の子を
座らせられる物なので
大きくて当然なのだけど。


毎年、関東から九州まで
車で里帰り旅行している我が家は、

走っている車内でも、
おむつ交換が出来ないと困るので

カーシートを置いてしまうと
それが無理になってしまう。

いつもは、
セレナの三列目が娘の場所で、
跳ね上げ式のシートは
いつも畳んであって

真ん中に、
車椅子ごと乗っているのだけど。

さすがに長時間のドライブの時は、
それも出来ないし。
旅行用の荷物も、入らなくなるし。

それならば、
自分で何とかすればいい。と、
車の椅子に取り付けて使えるような
ベルトを自作。

あーでもない、こーでもない
と試作をして、

なんとか固定出来るかな?
という感じで、その年は九州へ。

やはり、私1人で考えて作った物では
すぐに体がずれてしまい…

そこで、
やっと、夫が重い腰をあげて、
設計してくれたベルト。

設計通りに
キルティング生地と
マジックテープ、バックルを使って、
ミシンで制作。

出来上がったものが、こちら。

photo:01


シートを起こした状態
photo:03


シートを少し倒した状態

車のシートに直接乗せられて、
必要なら、すぐに取り外せるので
他の車にも取り付けられる。

これは、車を修理に出した時
代車にも付けられて、
凄く助かった。

股ベルト、肩ベルト、胸ベルト
で固定して、
サイドとおしりはクッションで調整。


シートの後ろは

photo:02



こうなっていて、

身体のサイズに合わせて
伸ばせるように設計してある。

シートを倒して
平に寝かせた状態にも、
起こして
少し座った状態にも出来て、

娘がシートから飛び出さないように
固定出来る。

このシートに座らせる時は
私が隣に座っているので、
いつでもお世話が出来る。

いつか、福祉車両を買うまでは
これで頑張るよ。


これが、療育園で中々好評で。

クラスの先生から、PTの先生に伝わり

PTの先生が、見せて下さい。と、
ほうほう、と、あちこち見て
べた褒めして、
パシャパシャと写真を撮っていた。

良いんですけどね、S先生。
お役に立てたかしらん。

そして、あの写真は
いったい何に使うの…かな?