その後の、計画停電。


娘は、

常時では無いけれど、

嘔吐後、体調が悪い時、
嚥下が上手くいかなくて
唾液が喉に溜まってしまった時
等に、吸引の必要がある。


計画停電が発表されてから、

児童相談所から
停電時の吸引機の電源の確保は
大丈夫ですか、
と、確認の電話もかかってきた。



娘の使っている吸引機は、
「パワースマイル」
と言う物で、

比較的軽く、持ち運び出来て
3電源方式
(ACアダプタ、シガーソケット、
充電電池)のタイプ。

こども医療センターへ行くと、
同じ吸引機をよく見るので、
きっと一番一般的なタイプらしい。

充電電池で、連続30分稼働する。



停電したとしても、
いつもは電池が切れてから
充電しているところを、

こまめに充電しておく事で
十分対処出来る位の時間だし、

娘のケアの事に関しては、
さほど困った事は無かった。


それよりも、
停電時にエレベーターが動かなくなる方が重大で。

さらに機械式の駐車場からは、
車が出せなくなる。


マンションの6階から、
14キロの娘と、10キロのバギー、
吸引機やその他の荷物を
全部階段で降ろすのは難しい。

降ろせたとしても、
車が駐車場から出せないので、
病院にも行けない…


停電時間帯にかかりそうだった
こども医療センターの予約は、
別の日に変更せざるをえなかった。

色々と備えたり、
身構えたりしたのだけれど。

結局、
うちは一度も
停電が無かったのだった。

おそらく、
近くに大きな救急病院が
二つもあるので

そのせいでは無いか
と思うのだけど。


実際に停電した地区の方々には
申し訳ないのだけれど、

毎日毎日、身構えているのに
停電しないと言う日々が続くのも、
ちょっとしたストレスだった。



そして、

毎日のように鳴り響く

緊急地震速報の音。

私の携帯はSoftBankなのだけど、
緊急地震速報の鳴らないタイプなので、
これは、良い所と悪い所があった。


最初のうちは、
鳴らなくて困るので
ずっとテレビをつけっぱなしにしていた。

そのうちに、
携帯が鳴りすぎて、
夜中でも起こされて困る
と言う話を聞くようになり、

あ、
鳴らなくてよかったのかな、
とも思うようになった。


一応、iPod touchでWi-fiを使い
「ゆれくる」を使っていたけれど、
外出時には鳴らない難点があった。



緊急地震速報がなる度に、
息子を娘の介護ベッドのそばへ
すぐに行かせた。

その場所が、
一番落ちてくるものが少ないし、
何と言っても、
子ども達2人は一緒に居て欲しかった。


続く


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