最近新しい挑戦を始めた夫。

とても慎重な性格の為

様々な調査を重ね、試行錯誤しながら

どうにかスタートすることが出来たのですが、

 

おおざっぱで、とにかくやってみてから考えるタイプの私にとって

夫の慎重さは少しじれったいような気もしていました。

 

新しいことに挑戦できる人と

なかなか最初の一歩が踏み出せない人の差は

何なのでしょうか?

 

これは先日夫の実家にお邪魔したときに

夫の性格を形成したものが見えた気がしました。

 

夫の家はバリバリの公務員一家で

親戚や友人関係も、その関係の方が多い環境です。

 

その為なのか、

よく話題に出るキャリアの話。

 

その日も義父が話し出した内容は

 

「公務員の世界は、

出世コースと働きアリコースは

入社した時に決まっている。

 

上司が気に入らないと言えば

遠くに飛ばすことなんか簡単だから

部下は波風を立てないように、淡々とその日与えられた仕事をこなす。」

 

こんな話の後、

夫が新しい挑戦をしているという話を持ち出したところ

義父や義母の口から出てくる言葉はマイナスの反応ばかりでした。

 

そんな簡単にうまくいくはずがない。

プロの職人というのは~~~。

 

と、新し事を始める夫に一言のエールもなく

ただただ批判をするのでした。

 

私はこの時、以前夫が言っていた

「自分は若い頃、何の挑戦もせずに、もったいない時間を過ごしてしまった」

と言っていた意味がやっと分かりました。

 

挑戦しなかったのではなく、挑戦できなかったのだと思います。

 

子供にとって親とは、

一番身近な存在だからこそ、勇逸無二の見方でなければいけないと

私は思っています。

 

きっと、自分の子供に苦労してほしくない

という想いから、忠告してしまうのだと思うのですが、

それは、子供の才能や可能性をつぶしかねないとも思うのです。

 

自分が親になったからこそ思うのですが

物心がついた子供は、

どんなに幼くても自分で考えることが出来ます。

 

その考えを、まずは認めてあげる。

 

これが親が出来る一番の愛情のような気がします。

 

 

そもそも、親と子供は他人同士な為

親が自分の考えや価値観を押し付けてはいけないと思うのです。

 

私たちが育った時代と、今の子供たちが生きていく時代は

全ての環境が違います。

 

だからこそ、親は見守ることだけで良いのです。

評価を下す、先生になってはいけません。

 

ただただ信じて、応援してあげよう。

そして、失敗したとき、人生に疲れた時に

ほっとできる場所で待っていてあげよう。

 

 

大人になって、自分の性格を理解しながらも

挑戦を続ける夫に

尊敬の念をもって

私も負けないように

頑張るぞー!!!

 

 

みなさんも、お子さんや周りの人を

ただただ信じることができますか?