こんばんは。

ミュージックライフクリエイター
小山麻里です。
 
先日主人が息子の寝かしつけをしてくれたので、
鼻唄を歌いながら夕飯の後片付けをしていると、
24時テレビの特別ドラマが始まりました。
 
 
主人公は、あの有名な作詞家、阿久悠さん。
 
日本人なら、彼の手掛けた曲を
聞いたことがない方はいないのではないでしょうか。
 
生涯、作詞した曲は5,000曲以上で、
演歌、アイドル歌謡曲、フォークソング、コミックソング、アニメソング、CMソングととても幅広いジャンルで活躍しました。
 
 
個人的には
西田敏行さんの「もしもピアノが弾けたなら」が好きです。
うちの歌が得意とはとても言えない父が、よく口ずさんでいた曲だかです。
 
 
そんな阿久悠さんのドラマの中で
素敵な言葉がありました。
 
 
「一つ一つの詩には、人生や物語がある
   歌には時代を変える力がある
 
    だから僕は作詞がしたい」
 
 
 
ラブラブラブラブラブ
 
 
 
私の心にストレートに刺さったこの言葉、
正に私が歌を歌う理由だったんです。
 
 
私は、幼い頃から、自分の気持ちを素直に言葉にして伝えることが、少し苦手な少女でした。
恥ずかしいというか、周りの目が気になって
なかなか言葉にできないのです。
 
だからこそ、伝えたい想いを、よく詩にしていました。
 
友達に伝えたい想いがある時も、
自分の心情と合う歌詞を見つけて、
 
「この曲、良い曲だから、聞いてみて!」
 
とだけ伝えて紹介したり。
 
 
学生時代は、大好きな彼の誕生日に、
普段言えない想いを込めて
手作りの曲をプレゼントしたこともあったな照れ
 
 
このように、日本人だからこそ、
素直に言葉にできないことも、
歌なら伝えられる。
 
 
ありがとう 
いつも一緒だよ
愛してる
 
 
このな面と向かって伝えるとこっぱずかしい言葉も、歌だった伝えられる。
 
ここが私が歌に取り憑かれた理由なんです。
 
 
ミュージカルが好きな理由も似ています。
感情を歌で表現するその世界は
恥ずかしがりやの日本人ということを忘れて
とても大胆に、そしてとても素直に
気持ちを表現できるのです。
 
そして、ほとんどのストーリーが
パッとしない主人公のサクセスストーリー
というのも、大好きな理由です。
 
 
ミュージカルを見ると、私もできる!
と気分になるですよね。
 
 
 
 
私は伝えたいけど伝えられない想いを歌います。
言葉にして伝えたい想いを、
届けたい人の為に、
魂を込めて歌います。
 
 
芸術の世界では、何かの想いを作品に込めます。
わびさび、静寂が美とされる日本だからこそ
内に秘めた熱い想いや情熱を
表現することが難しくて、楽しいのでしょうね!
 
 
芸術の魅力、一緒に語りませんか?
 
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
 
 
 
小山麻里