こんばんは。
ミュージックライフクリエイター
小山麻里です。
先日主人が息子の寝かしつけをしてくれたので、
鼻唄を歌いながら夕飯の後片付けをしていると、
24時テレビの特別ドラマが始まりました。
主人公は、あの有名な作詞家、阿久悠さん。
日本人なら、彼の手掛けた曲を
聞いたことがない方はいないのではないでしょうか。
生涯、作詞した曲は5,000曲以上で、
演歌、アイドル歌謡曲、フォークソング、コミックソング、アニメソング、CMソングととても幅広いジャンルで活躍しました。
個人的には
西田敏行さんの「もしもピアノが弾けたなら」が好きです。
うちの歌が得意とはとても言えない父が、よく口ずさんでいた曲だかです。
そんな阿久悠さんのドラマの中で
素敵な言葉がありました。
「一つ一つの詩には、人生や物語がある
歌には時代を変える力がある
だから僕は作詞がしたい」
![ラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/006.png)
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私の心にストレートに刺さったこの言葉、
正に私が歌を歌う理由だったんです。
私は、幼い頃から、自分の気持ちを素直に言葉にして伝えることが、少し苦手な少女でした。
恥ずかしいというか、周りの目が気になって
なかなか言葉にできないのです。
だからこそ、伝えたい想いを、よく詩にしていました。
友達に伝えたい想いがある時も、
自分の心情と合う歌詞を見つけて、
「この曲、良い曲だから、聞いてみて!」
とだけ伝えて紹介したり。
学生時代は、大好きな彼の誕生日に、
普段言えない想いを込めて
手作りの曲をプレゼントしたこともあったな![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/007.png)
![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/007.png)
このように、日本人だからこそ、
素直に言葉にできないことも、
歌なら伝えられる。
ありがとう
いつも一緒だよ
愛してる
このな面と向かって伝えるとこっぱずかしい言葉も、歌だった伝えられる。
ここが私が歌に取り憑かれた理由なんです。
ミュージカルが好きな理由も似ています。
感情を歌で表現するその世界は
恥ずかしがりやの日本人ということを忘れて
とても大胆に、そしてとても素直に
気持ちを表現できるのです。
そして、ほとんどのストーリーが
パッとしない主人公のサクセスストーリー
というのも、大好きな理由です。
ミュージカルを見ると、私もできる!
と気分になるですよね。
私は伝えたいけど伝えられない想いを歌います。
言葉にして伝えたい想いを、
届けたい人の為に、
魂を込めて歌います。
芸術の世界では、何かの想いを作品に込めます。
わびさび、静寂が美とされる日本だからこそ
内に秘めた熱い想いや情熱を
表現することが難しくて、楽しいのでしょうね!
芸術の魅力、一緒に語りませんか?
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
小山麻里