こんにちは。

突き抜けたい音楽家の為の

ミュージックライフクリエイター 

小山麻里です。

 

 

”音楽だけで食べていきたい!”

 

音楽家であれば誰しもそう思いますよね!

 

でも駆け出しのころは、それもなかなか難しいもの。

 

生活の為に、やむをえず

様々な副業をしている方が多いと思います。

 

私もさまざまなアルバイトを経験しました。

 

舞台時代は、日中稽古や本番があり働けない為

夜のお店で働くことで

生計をやりくりしていましたが

睡眠時間がいつも2.3時間という生活は

歌を歌う者にとって

最悪な自己管理です。

 

そんな中たどり着いた仕事が

「ボイストレーナー」。

 

はじめは経験ゼロの私にできるのだろうか

と不安はありましたが、

今では本当にこの仕事を選んで良かったと思います。

 

音楽教室で働いて良かったこと

  • 音楽を俯瞰してみることができた
  • 歌のスキルが上がった
  • ビジネスとしての音楽を考られた

 

まず、クラシックとミュージカルの世界にいた私にとって

ポップスやロック、JAZZや演歌など

未知の世界でした。

 

音楽を専門として学んでいたはずなのに

知らないことが多すぎて情けなくなったくらいえーん

 

そこから猛勉強をし

今流行している音楽から、

様々なジャンルの特徴

なぜ今この音楽が求められているのか

この生徒はなぜこの音楽を求めているのか

 

というところまで考えました。

 

そして、狭い概念で決めつけていた音楽観が

私の中で大きく変わりました音符

 

それに伴って、

様々なジャンルの習得方法も自分なりに考えました。

 

声帯の使い方や、ビートの取り方、

言葉の発し方までそれぞれの特徴があり

それを追求していくことで、

自分の声帯コントロールが自由になってきたのです。

 

余談になりますが、一番苦労したのは

ロックバンドのボーカリストに

”シャウトの正しい方法を教えてほしい”と言われた時。

 

クラシック界にいた時の私であれば

「どうやっても、それは喉に良くないよあせる

と思ってしまったでしょう。

 

でもその時の私は、声帯に一番負担のない筋肉の使い方や息の量

その方に合う音域を考えてレクチャーしました。

 

自分が”シャウト”をする日が来るなんて・・・爆  笑あせる

 

自分が教える立場にならなければ考えなかった

解剖学的なこと。

これを理解すると

本番前の体調管理にもとても役立つと思いますラブラブ

 

 

 

そして最後に、音楽教室で一番感謝している学びは、

ビジネスがどう成り立っているのか

とうこと。

 

好きな音楽を教えるといっても

そこには生徒さんがいなければ

経営は成り立ちません。

 

講師は生徒が自由に指名できるシステムだった為

 

どうしたら自分のレッスンを選んでもらえるのか

どうしたら継続してレッスンに来てくれるのか

 

ということを常に考えてレッスンを工夫しました。

 

そして、管理職を任されるようになってからは

レッスン内容にとどまらず、

教室のイベント企画や、宣伝方法など、

マーケティングについて学びました。

入校数や退校数の分析をするだけでなく、

月の売り上げ目標、その為のプロセス、など

教室運営に必要なノウハウを知ることで

自分の今するべき仕事が見えていきました。

 

 

 

そしてこのスキルは、

今の音楽家にとってとても重要なものだとわかったのです!

 

私がビジネスを学んで、ある方に言われた言葉があります。

 

お客様は、あなたがしたいことにお金を払いません。

お客様がしたいこと、行きたい世界の為にお金を払うのです。

 

これ、音楽家にとってとても大切!!

 

自分の”好き”の為だけに本番を迎えていませんか?

お客様は、何を求めて会場に足を運んでくれるのですか?

 

このことをしっかり見つめなおすと

確実に、今の何倍も飛躍した音楽家になりますルンルン

 

 

ということで、

音楽家が2足の草鞋を考えるとき

 

「音楽教室で働く」

 

または

 

「自分で教室を開く」

 

という選択肢を是非考えてほしいのです。

 

「えー忙しくてそんな時間取れない~」

 

という方もいると思いますが、

アルバイトや自分の教室という形であれば

自分の望む曜日や時間に勤務ができますし、

今はオンライン上でする音楽教室も流行っています!

 

ましてや、本業以外の時間も

音楽のことを考え

自分のレベルアップに繋がるなんて

一石二鳥ですよねキラキラ

 

 

たとえ音楽教室以外の仕事をしていたとしても

「このことを音楽に生かせないか?」

と常に考えながら働いてみてください。

 

すると、生活の為にしているという苦しみから

解放されていくでしょうピンクハート

 

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

ご質問やメッセージがございましたら、こちらからお気軽ににお問い合わせください♪

 

 

小山麻里