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外気温16度。

いきなり、春が来たような1日でした🌷


皆さまは、いかがお過ごしですか?✨✨✨



今日は

わたくしごとですが、


「小さな成功体験の積み重ねが自信になってきた」

という、ロールプレイングゲームの経験値を少しずつ上げて進むようなわたし自身の体験談の一つを、

ちょっとシェアさせてください📽






いろいろあった人生の話は全部飛ばして、

新しい旅が始まった後の話です。



自分がやりたい、行きたいと思っていたことを

やれるんだという小さな自信と喜びと、

不安も入り交じっていた頃。


ある、楽しみにしていたイベントのお誘いがあり、

それはそれは、喜び勇んで、

片道、半日かかる夜行バスもホテルも取り、

東京へ行こうとしたある日のことです。




その、2日前位に、予定の確認をしたところ、

なんと‼️

お誘いは、勘違い。

その日の予定が無くなってしまったのです😭


とても、ショックでした。

おまけにバスもホテルも取ってある、、、、、。


結局、


「なんか別のいいことがあるんだろう」と、


バスに乗り東京へ。。。


ところが、全てノープラン。

そして、時間はたくさん😅



さて、

「子どもの頃の氏神様の神社のある埼玉へ行くか」

「せっかくだから、クリスタルボウルのショールームへ行くか、、、」

と考えながら、駅の構内を歩いていると、

さっきまで隣を黙って歩いていたサラリーマンの二人組が突然、もの凄い大声で

「これから、埼玉へ行くんです‼️埼玉です‼️」

「あ、出張ですか?」

「そうなんです、

埼玉です‼️」

と、激埼玉コールをしてくれ、


「あ、埼玉ね。。。

まずは氏神様のお詣りからね。」

と、気がつき、埼玉へ。




その後、クリスタルボウルのショールームは方角が違うので、

前から行きたかった、「大好きな、日本の大富豪で会社経営者で、作家さん」の関係のお店に行き、

その後、その方のオススメというお蕎麦やさんに行きました。


すると、隣に座った方が、同郷の方で話が弾み、

お店の方ともお話をしていると、

その日は、その大好きな方のお付きの方が2人お店に来られていて、

いろんなこぼれ話を聞けて、また、和気あいあい💓💓💓


それは楽しく、記念写真も撮って、お店を出ました。


そして、次の日。



もちろん、ノープランなので、

前に一度行ったことのある昨日行けなかった

クリスタルボウルのショールームに行こうと、

電車に乗り継ぎ、駅員さんに降り口を確認し、歩きました。


が、、、、、。


行けども行けども、お店のある通りらしき場所には行けず、

グーグルのナビも使い、歩くも、

そのとおりに歩くのに、どんどん住宅街に。。。



これは、なんかおかしいぞ、と歩くこと1時間。


疲れてきた頃、素敵な公園を見つけ、

食べるタイミングを失ってカバンに入れてあったおむすびを出し、

大きな木と、鳥の声の中、

のんびりと昼食をとりました。



「まあ、何しに来たのかわからんけど

これも、いいか」


と、また30分ほど、住宅街を横目にナビを見ながら歩きました。



すると、どんどん住宅街すらなくなり、


「え?東京のど真ん中で、どこ?ここ?」


と、いう何も無いところへ。。。



よくよく見ると、

そこは、墓地。。。




「青山霊園墓地」と書いてある。。。💧💧💧



南青山のあのお洒落な通りに出るはずが、

駅員さんにも確認して、ナビも使って、

1時間半近く歩いて、墓地に着いた。。。




でも、ハッと気がつきました。


わたしがずっと声楽のレッスンを受けていた恩師が生前、

「僕が死んだら、東京の青山霊園墓地に入るから、

いつか必ず、まいってほしい。」と

言っていたのです。


先生は、可愛い人で、

「青山霊園墓地は、日本の芸術家や有名な人達ばかりが、入っているお墓だからねえ

僕も、そこにお墓があるから、有名人と一緒の墓地に入るからねえ」と、

そこに自分の入るお墓があることを嬉しそうに話していたのでした。



戦中、特攻隊員の学生さんが、

最後に弾いたという、外国のフッペルという珍しいグランドピアノを、

鹿児島の知覧に寄贈したりして、

本にも載った先生でした。。。



わたしは、

「ああ、先生のいるお墓に呼んでもらったんだ」

と、気づいて、嬉しくて涙が溢れました。


とても、仲よかったのに、喧嘩もして、、、


でも、一緒に卵焼きを焼いて食べて、

コーヒーをたててくれて飲んで、

電車に乗るまでの道のりを一緒に歌いながら歩き、

わたしの話を全部、うんうんと頷いて全部聞いてくれた初めての大人だったので、

嬉しくて大泣きした日を思い出しました。


レッスン時間は関係なく、週に何日も毎回3時間以上、歌を教えてくれたり、

話をしたり、食べたり飲んだり。。。


いろんなことを思い出して、1人でしばらく泣いて、

墓地でしばらく居て、先生にお礼を伝え、手を合わせました。



「そっか、今回のキャンセルのノープランと思っていたことは、
先生のお墓参りに来るためだったんだな
よかったな。

先生との約束が果たせたんだな」


と、また先生とのいろんな楽しかったことを思い出して泣きながら、

墓地を後にし、歩きました。


今度は、お店の見える坂道が見えてきましたが、

まだ泣いていたので顔が上げられません。


そして、下を向いて涙を拭っていると、

何かが見えました。



「❓❓❓」


「‼️‼️‼️‼️‼️‼️」





「ややっ‼️
今、一瞬見覚えのある写真集が目の端に見えたぞ‼️」






と、引き返し、よく見てみると、

布地の世界で一番好きで尊敬している

「トリシア・ギルド」さんの写真集が‼️





トリシア・ギルドさんは、

知っている人にとっては

色の魔術師と言われるキルト(布)のデザイナーとして、

世界の第一人者、「神」的な、存在の人なのです。


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空間からプロデュースし、

全ての布地のデザインからし、

その布地でソファやカーテン、他、

全てを作り、その色のセンスから

色の魔術師と呼ばれる方です。




音楽の世界で例えると

「音楽の神様マイケル・ジャクソン」

わたしにとっては、そんな人で、

20年以上前から、写真集を買い、

事あるごとに開いて見ていた、憧れのデザイナーさんでした。




その人の、本が???

トリシア・ギルドさんのお店???




ショーウィンドウの奥には、

自分が持っているのと同じ写真集や、

色とりどりのカーテンや、ソファが、、、




急いで、お店に入ろうとドアの前に立つと、

一枚の張り紙が。

「本日休業」


、、、、、。。。。。




まあ、そんなこともあるか、、、、、、






と、その張り紙を読み進めていると、





「本日休業の時間、○○時より○○時まで

その後、夕方より、

トリシア・ギルドさん、ご本人来店。

どなたでも、お気軽にお越しください」





‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️





ほ、ほ、本人来店‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️





もう、1時間半ほど、後に、、、、‼️‼️‼️





と、いう訳で

なんと、ご本人に、この後会え、

写真まで撮っていただきました。。。。。。






クリスタルボウルのショールームにも待ち時間の間に行けました。




そして、また戻り、トリシア・ギルドさんのお店の方に、

「突然、偶然に通りかかったわたしなんかが、

参加してもいいんですか?」と聞くと、


「私たちバイヤーでさえも、

トリシアさんの来日は12.3年なかったので一度もお会いできたことないんですよ、

ラッキーですね。

今日はビックサイトでトリシアさんのイベントがあって来日されたので、

歓迎のパーティーのためにここでイベントがあるんですが、

ここのお店、このためだけに借りてあるので、

明日にはもう無いんですよ。

間違えて偶然通られて、ご本人に会えるなんて、
そんな偶然てほんとにあるんですね。」

と、逆に驚かれました。



ところが、この後、また泣くことが。。。



トリシアさんの歓迎のパーティーということで、

ミニコンサートを用意しました、と、

トリシアさんのデザインされた布地のドレスを着た声楽家の女性とバイオリンの方が入ってこられて、

演奏が始まったのですが、

その方の使っている楽譜が、

20年近く前に販売された、わたしも持っている楽譜で、

歌う曲は、

さっきお墓参りをしてきた恩師に習い、

一緒に歌った曲ばかり!!…



絶対、これは、先生からのプレゼントだと思い、

また、1人で泣きました。。。





この後の立食パーティーも、

誘っていただいたのですが、

帰りのバスの時間があったので、トリシア・ギルドさんと写真を撮っていただいて、

帰路に着きました。。。





もう、何がなんだかわからないまま、

ただ、夢の中にいるようでした。




まさか、生涯、ご本人に会えるなんて思いもしなかったし、


そもそも、

勘違いして、結局予定が無くなったまま、

東京に出て来て、

1日目に、南青山のクリスタルボウルのお店に来るか悩んだ時、

隣を歩いていた人が「埼玉」と大声で言うので、

2日目に予定が変わり、

教えてもらった道も違うし、

ナビも、わたしを青山霊園墓地に連れて行き、

泣いていたから、下を向いていて、

下の方にあったトリシアさんの写真集に気づいたという、

1秒先もわからない奇跡の道を歩いた感じでした。



わたしが、どれだけトリシアさんの世界が好きか、

どれだけ、、、



うーん、

音楽で例えると、

ほんとに愛して愛したマイケル・ジャクソンに

間違えたおかげで歩いていたら偶然会えた。


そんなこと、ありえないよね、

頭で考えたら。


という、感じのことでした。






ながーくなりましたが、


人生には、

誰にでも

起こるとも想像もつかなかったような嬉しいことも起こる、



会いたい人、

憧れの人、

大好きな人にも

きっと会える!


それをそんなふうに、信じきれていなかったわたしが、

会えたのですから。。。



それをお伝えしたかったのでした✨✨





ありがとう❣️「埼玉‼️」のサイン💓





跳び箱が飛べなくて、悩んでいたら、

周りがいとも簡単に、ポンポン跳ぶものだから、

だんだん、それを見ていると当たり前みたいに思えてきて、

跳んでみたら簡単に跳べた、


みたいに、

できるんだ、ということをいつも見ていると、

当たり前になってきて、

そのことは簡単にできるようになる。


ということがあります。





想像もしない1秒後の楽しい奇跡はおこる✨



そんな実話でした✨✨✨






ありがとうございました!





いつも、ありがとうございます!






今夜も皆さまも、

楽しい夢を\( ˆoˆ )/✨✨✨