太感謝NHK把內容文字化分享出來!!

 

https://www.nhk.or.jp/radio/magazine/article/shinobu/UWlPTaoRfv.html

 

三浦春馬さんとの思い出

(和三浦春馬桑的回憶)

 

大竹しのぶの“スピーカーズコーナー”

放送日:2022/07/27

 

お誕生日のころになると思い出す、2年前に逝去された三浦春馬さんのこと。舞台での共演がきっかけで仲よくなった春馬さんとのエピソードを教えてくれました。

大竹しのぶの“スピーカーズコーナー”

毎週水曜日 R1・ラジオ第1 午後9時05分~9時55分

春馬さんとの秘密みたいな? 緑色のワンピース

(跟春馬君像秘密一般的?綠色的洋裝)

 

大竹:

 

大竹しのぶ、ここ最近の「喜or怒or哀or楽」。うれしい、楽しい、悲しい、腹が立った。人はそんな感情が揺さぶられるような経験をすると、その話を誰かに伝えたくなるものです。今週は四つの中からこのお話、「哀」。

(大竹忍,最近的「喜怒哀樂」。開心的,快樂的,悲傷的,讓人生氣的。人經歷了這些不同的感情後,會想要告訴什麼人。本週分享這四個情緒裡的「哀」。)

 

実は先週の20日? にお話しようかな、と思ったんですけど。ま、私のお誕生日の話を先週はしたんですけども、やっぱり、この時期っていうか、舞台に立ってるときもいつも思うんですけども、三浦春馬さん、俳優の三浦春馬くんが、30歳という若さでこの世を去ってしまったのが、2年前の7月18日、でした。

もうあれから2年たつんだなあと思って。早いなあと思って。私は、その5年前の「地獄のオルフェウス」(2015年)という芝居で彼と一緒になって、すごく仲よくなってね、いろんな話をしたりしてたんですけども。その後もまあ時々ごはんも何回か食べたりしたかな。

(其實上禮拜20日?就想過要說了(但是沒有說)。。。雖然上禮拜說過我生日的日晴,果然,該說是到了這個時期,而且其實站在舞台上的時候也總是想到,三浦春馬桑,演員三浦春馬桑,在30歲這麼年輕的時候就離開了這個是傑,是兩年前的7月18日。

想到自那以來已經過了兩年了啊。覺得好快啊。我在那個時候的五年前(2015年),跟他在「地獄的奧菲爾斯」裏一起共演,感情變得很好,也聊了很多。後來也時不時一起出去吃飯了不知多少次呢。)

 

この間の日曜日ですね、私と娘がわりと同じお洋服を着る場合が多いんですけども、娘が、「お母さんのこれ、借りてってもいい?」って言って、緑色のワンピースを着てたんですね。

実はそのワンピースというのは、春馬くんと私が「明日一緒にインタビューがあるから、しのぶさん何着ていく?」っていう、電話で相談をして、「私、ここ、こんな感じのにしようと思ってる」って言って、春馬くんが「えっ、僕もそこのブランド好きなんだ」って言って、じゃあ2人でおそろいで、色も合わせて、わりとカーキ色っぽいので、「僕もそれに合わせられる」って言って2人でお洋服を相談して。別に誰に分かるわけじゃないんですけど(笑)

そんな奇抜なお洋服でもないし、普通のワンピースと普通の、春馬くんはTシャツっぽい、カッターだったかな、みたいなシャツだったんですけども、でも何か2人の秘密みたいな感じで、すごくそれがうれしくて。

(前陣子的星期天,我因為跟女兒經常都同時有很多需要穿洋裝出席的場合,女兒跟我說「媽媽,這個借我穿好不好?」穿了綠色的洋裝出來。

其實那件洋裝,是春馬跟我說「明天有一起出席的採訪,忍桑要穿什麼去呢?」打電話來跟我討論。我說「我,這邊,大概是這樣的感覺。」春馬君則說「誒,我也喜歡那個品牌呢!」那麼兩人一致,顏色也搭配一下,大概就卡其色的感覺,他說「我也可以穿配合的衣服去。」兩人討論了服裝。雖然其實其他的人誰也沒有注意到(笑)

也不是什麼非常獨特的洋裝,就普通的洋裝那樣普通的,春馬君是類似T恤還是襯衫的樣子(忍桑,是襯衫!),反正就是那類的上衣。雖然只是這樣,但兩人就好像有著兩人之間的秘密那般的感覺,覺得非常開心。)

 

で、この2年間、私はずっと着てなかったワンピースを、娘がたまたま、「これ貸して」って言って。「実はこのワンピースはね」って、春馬くんの話をしたんですけども。

何かたぶん何年たっても、彼のあの美しい外見だけでなく美しい心は私たち、春馬くんを知った人はもう、絶対忘れることはできないと思うので。たぶんそのワンピースは、ちょっとミニなので私はもうそろそろ着られなくて、娘が大事に着てくれればいいなあなんて、思ってるんですけども。そんなことを思った、7月18日の夜のことです。

(這兩年間,我一直沒有穿的那洋裝,女兒剛巧,就跟我說「這件借我」。我跟她說「其實這件洋裝啊。。」跟他說了春馬君的事情。

我想,大概不管過了多少年,不只他的那個美麗的外貌,還有那美麗的心,我們,我們這些知道春馬君的人,絕對是沒有辦法忘記的。那件洋裝,因為有一點類似迷你裙的長度,我大概已經差不多沒有辦法穿了,所以覺得女兒如果能夠好好地珍惜去穿它的話就好了。想著這樣的事情的7月18日的晚上。)

 

30歳という若さで、さよならをしてしまって。勘三郎さんにしてもそうなんですけど、清志郎さんにしてもそうなんですけど、私たちはどんどん歳を取るのに、彼らは、永遠に若いまま、そのときの姿を残したまま、私たちの前からいなくなってしまいましたけども、時々ねえ、舞台とか立つ前にふっと春馬くんのことを思ったり、することが、あります。

すごくストイックで、舞台に対して、真面目だった、彼の気持ちを思い出しながら、ああきょうも私はねえ、舞台に立ってんだよ春馬くん、ってちょっと文句を言いながら、私はきょうもね、頑張って舞台に立つよ、なんて、言うことがあります。

さよならをしてしまったけれども、そうやって、いまだに力になってくれてる、春馬くんのことをちょっと皆さんに、お話したいなあと、思った、私の今週の「哀」でした。

(在30歲這樣輕的年紀,他就跟大家告別了。雖然勘三郎桑也是這樣,清志郎桑也是這樣,我們的年紀漸漸增長,他們卻永遠保持年輕,以那個時候的姿態殘留在我們心中。雖然從我們面前消失了,但是有時候呢,在站上舞台前會突然想起春馬君,有這樣的事情。

他非常的克己,對於舞台,也非常認真,一邊想著他的心情,一邊稍微抱怨地說「啊,今天我呢,也站在舞台上唷,春馬君。我呢,今天也努力地站在舞台上唷。」也有說過這地餓話。

雖然道別了,但是這樣,就算是現在也能夠給我力量。我就想跟大家稍微說說春馬君的事情,這是我這個禮拜的「哀」。)

 

----- (完) -----

 

感謝大竹桑的分享。

春馬永遠在大家心中!