先日読んでいたコミックに教えてもらいました。
いわゆる「二世」には
「二世」と「準二世」があるのだそうです。
その漫画は有間しのぶさんの描いた「その女 ジルバ」
漫画の中でジルバと呼ばれる女性はブラジル移民なのですが
移民一世の子ども=二世にも2種類あるというのです。
つまり、ブラジルに渡った両親がブラジルで産んだ子供が「二世」で、
日本で産まれたけれど幼少期に両親とブラジルに渡ってそこで育った子供は「準二世」というのだそうです。
• 世代の呼び方に特徴があり、日本で生まれて社会化も日本で行われた者が一世、日本で生まれても幼少時に渡伯、社会化はブラジルの者は準二世、ブラジル生まれでブラジル育ちの最初の
者が二世、二世の⼦は三世。
者が二世、二世の⼦は三世。
~現代のブラジル社会と日系人 デカセギの時代を超えて
首都大学東京・人文社会学部 丹野清人
首都大学東京・人文社会学部 丹野清人
ということは、宗教二世で言えば
私は幼少期に両親がJWに入信したので「準二世」という事ですね。
日本=世の人
ブラジル=JWの世界
と読み替えると、そういうことになりますね。
生まれたときから親がJWという方は、ほんとうに世の人々を知らないのでしょうね。
この世の人から隔離された世界で育ったという事。
それに比べ、「準二世」は多少なりともこの世を知っているのです。
私は小学校の高学年からJWなので、かなりこの世で生活してからJWの世界に入ったと言えます。
ななんとなく違いはあるのかもしれないですね。
私の場合、準二世であるのは
それが、良かったのか悪かったのか・・・
たぶんこの世を知っていたから、もううんざりしたのが早かったのかもしれませんね。
でも、この世を知っていたから、いろいろなものを取り上げられていく感覚をより激しく感じたのだと思います。
「二世」「準二世」で何かを分けるという事ではないけれど、
たまたま目にしたことで、ちょっと考えさせられました。
そっか~、私は「準二世」なんだ。。。
春海の宗教二世のための相談会
1月予定は
終了しました。