呪縛から抜出して自分を大切にしたい!JW編その2 | 生きづらさを抱えたまま50代を過ごす元JW2世のつぶやきブログ

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生きづらいのは、自分に原因があるのか、脱会したとはいえ思春期にうけたJWの教えの後遺症か。。。
同じ思いで生きている人の助けになれば、私の経験も無駄ではないかもしれません。還暦近くになって離婚となりそうな話も。

春海です。

 

 

 

 

高校生まで

体裁は

「エホバの証人」の一員でした。

 

 

今は

組織を離れて40年近く。。。

 

 

それでもなお、

私の人生の決断の場面に

色濃く影響してくる

JWの思想。。。

 

 

 

 

わが家族のJW歴史のはじまりは

両親が入信したことから始まります。

 

 

 

父親は

ハイカラ好きでしたので

「クリスチャン」

という響きに惹かれたのでしょうか・・・

 

 

彼はもう、

この世にいないので

聞きただすこともできません。

 

 

 

そこそこの大都市のベッドタウンに住んでいました。

まだまだ田園風景が残る田舎町の小学生でした。

 

 

始まりは、

これから毎週日曜日に

都会まで行こう、

と言われた記憶があります。

小学5年生には少なからぬ魅力がありました。

毎週マックでお昼も食べれる。

 

 

都会まで出かけるウキウキ感も

ほんの数か月のこと。

 

 

友人と出歩きたいお年頃に差し掛かっていた私。

 

都会の町まで行こうと

友人が誘います。

 

「映画に行こうよ」

「スケートに行こうよ」

「クリスマス会しようよ」

 

 

みんな、NO

断らなければいけません。

 

 

だって、日曜日は

集会に行かなければいけないから。。。

JWはお誕生会、クリスマス会、NGだから。。。

 

 

ここで、一番の問題なのは

(今から考えると)

 

お友達の誘いを断るのに

「うそをついていた」

 

ということです。

 

 

私は、本当のことが言えなかったのです。

「エホバの証人だから日曜日は集会があるの」

 

このことが、

結局、高校生まで言えませんでした。

 

だって、「人と違う」ことが嫌だったから。

 

みんなに奇異の目で見られるのが嫌だったから。

 

陰で何か言われるのが怖かったから。

 

 

 

 

両親の入信は

当然、両親の親族から猛反対されました。

長男で、家を継いでいた父。

仏壇はどうするんだ、

お墓はどうするんだ!

 

 

 

そんな言い争いを耳にすれば、

JWであることは

周囲から受け入れてもらえないことなんだ、、、

と小学生でもわかりました。

 

だからでしょうね、

 

 

エホバの証人(の一家)であることは

私の中では

周囲にひた隠しにしたい事でした。

仲の良い友人には特に。

 

 

 

さらっといえる子供なら楽だったかもしれない。

友人に

「エホバの証人なんだ。いやんなっちゃうよ」

くらい言えたらよかったのかもしれません。

 

 

でも、皆さんはどうでした?

 

なかなか

言えないことないですか?

 

 

 

 

だから、

 

私は

「ごまかす」ことを覚えました。

 

自営業でしたので

「その日は家の手伝いがあるの」

「その日は家族でお出かけするの」

 

 

結局、あんなに行ってみたかった

スケートには行けませんでした。

 

 

 

 

うそをつくのはJW的には禁止事項です。

うそつきはいけないこと、と言われ、

それを受け入れていたので

はっきり自分で「うそ」とわかることは口に出せませんでした。

(なんてことでしょう。。。)

神の罰が当たるのが怖かったのでしょうかね。

 

そこで、苦肉の策です。

 

「ごまかす」

 

 

 

うそじゃない、ぎりぎりのラインで

ごまかす。。。

 

 

今思うとばかばかしいのですが

当時は真剣でした。

 

いかにして嘘をつかず、

うまくごまかして友人に伝えるか。

 

 

ありとあらゆることで

「ごまかし」の発言をしていました。

 

 

ごまかす=自分の本心をゆがめて伝える

ごまかす=自分をおとしめるやり方

ごまかす=自分を大切にできなくなる

 

 

 

友人に(嫌われないために)

たくさんのごまかしをしてきました。

 

 

そして、

さらに

両親にも、(見捨てられないために)

たくさんのごまかしをしてきました。

 

 

長くなったので、両親へのごまかし話は

またの機会にさせてください。

 

 

自分を愛せない私は

こんなふうにできあがっていったのです。

 

 

 

 

 

いい?

 

あなたは

けっして

ひとりじゃない!

 

 

大丈夫!

 

 

絶対

幸せになれるから!

 

 

 

だから

 

 

お願い。

 

 

自分を大切にして!

 

 

 

自分だけは

 

自分を大好きでいて!

 

 

絶対

 

絶対

 

自分を投げやりにしちゃダメ!

 

 

 

 

私がついているからドキドキ

 

 

 

 

 

 

 

春の海がすきな

春海(はるうみ)です。

 

 

春の海は暖かく

柔らかに

世界を包む。