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あせらず あわてず あきらめず

人の繋がりを大切に、皆が笑顔になれる事を広げてゆきたい。。。

日常のちょっとした事を中心に好き勝手に書くブログです。
けん玉の事、
lukefujiwara関連、ペダルボードやミュージックマンLukeモデル等楽器関係に関してもたまーに書きます。

〜〜?!
すり合わせたらこんなにペッタンコになる?
って状態で運ばれてきました。

『音詰まりは無くなったけど、、、
なんだか弾いてて気持ち悪いし、ガサガサする?』

との事でした。


見た瞬間、、、
『真っ赤な指板』に心踊らせたのは、、、

内緒です(笑)

プリプリ?
スティーブ・ルカサー?!

はい、後者のコピー物で古〜いオーダー品でした。


話を戻して、、、

すり合わせはしたんですね。
レベリング確認したら一応ちゃんとしてました。

が、、、
見て分かる通り削りっパ?!
すり合わせただけで山の作り直し放棄?!

しかも、、、粗いヤスリで削りっぱなし?!

ちょっと酷過ぎですね、、、
素人さんが自分でやったのなら分かるけど?

お金もらってこんなリペアする人居るんだな、、、

『フレット擦り合わせ・・・8,000円〜』
って所で結果10,000円払ったらしいです。
しかも往復運賃かけて。

、、、結果私のところに緊急搬送されて来ました。



という事で
全体的にはフレット交換が必要なレベルですが、


レベリング確認して一部矯正後、、、

専用のヤスリで一本づつ山を作っていきます。

今回部分的にフレット高がかなり低くなるので、
フレットサイズからすると一段階なだらかな山に。


山を作ったあと、
分かりやすい様に、研磨までして比較。

ただすり合わせて削りっぱなしで、フレット頂点の
平面がほぼフレット幅に近い21フレットまでとは、

一眼でわかる違い?!


仕上げまではしていませんが、、、

全然違いますよね?

削りっぱなしペッタンコだと、、、


ピッチが合わない!!

ビブラートだって抵抗が大きくて大変!!

ってだけでなく、勿論フィンガリングの感触が、
世話ん全違いますよ。


この作業、、、

特別な事じゃなくて、
修理屋さんなら普通はやってる筈なんですが、、、



この作業を20数本やるんですから、、、
そりゃ安くはないですよ(笑)

はい、完了!


安いだけの修理広告に引っかからない様に、
気をつけてくださいね?!
一旦仮組みをして弦を張りチェックは完了。

ブリッジは古いウィルキンソンVS100で。
駒部分は最近のパーツでカーボン製に変更です。

今回ピックアップは2Hにしようと決めてましたが、

悩んだ挙句にEMG、、、

しかもパッシブでキャラメルバックの古い個体!


いくつかあるストックから、出力バランスを
良い感じに組み合わせてみましたよ。


ピックガードが赤ラインで良い感じ?!


さてどうなることやら??
かなり間が空いてしまいました、、、

今回完成したボードは、組替えのご依頼。

何回もレイアウト確認して、、、



仮組みチェックを繰り返し、、、
ようやくの完成です。


心臓部はやはりミキサーでの空間処理システム!

今回はtcのコロナコーラスとフラッシュバック×2
をVOCUのPL-4(ミキサー)で処理。


今回新たにトライしたのは、、、

マルチエフェクトを搭載した3ループスイッチャー
BOSS MS-3を使用してコンパクトながらより幅広く
対応可能なシステムを構築すること!!

そして、、、

初のベシャリ入り動画(笑)

トーク用のマイク立てなかったので、
声が小さくて聴き取り辛いですが、、、

あまり解説されていなかったMS-3の便利機能
『カレント機能』の設定方法も解説してますので!
ご興味ある方は是非見てみてください。

35分もあるのでチャプターつけてます(笑)
コメント欄から飛べます。