
アメリカ企業の自社株の買い戻しが歴史的レベルの金額になってきました。
まだ2018年が始まって一月半ですが買い戻し金額は半端じゃないです。
このままだとまた取り返しのつかないレベルになるかもしれません。
2006年、ブッシュのタックスカットでは96%が株の買い戻しに回りました。
本来なら設備投資など生産性を高めるために使うべきものです。
では何故買い戻すのか。もちろん株価を押し上げて見た目の利益をよく見せる狙いもあり、株主に恩恵を与えるのもあるでしょう。
しかし一番の狙いはCEOの報酬が株価と連動していることでしょう。高い株価、高い報酬。
その場しのぎを続けていても景気は回復しません。

まず不動産の売り上げが落ちています。
何故なら高くなりすぎたから。
2008年ファイナンシャルクライシスから150k以下の物件が減少し今ではほぼありません。
しかしトップ20%の物件は伸びているそうです。
買える人は低金利で買っていると思いますが、これも金利上昇でまずいことになります。
買えない人はかなりよくない物件に住むことになります。

30年固定金利も上がってきています。
中央銀行がもしこの舵取りを誤るとただのリセッションではなく壊滅的になる恐れは多分にあります。
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