
2017年も終わりますが、この年はハウジングバブル2.0でした。
この1年で住宅価格は価値が2兆ドル上昇し、特にカリフォルニアやフロリダはひどく、かなりの高給でも一般的な家を買えなくなっています。
普通の家が2億円ぐらいならそれは無理でしょう。
シリコンバレーの人も買えないと聞けばそれは相当なバブルです。

そして株式市場
こちらは中央銀行が直接買うというPonzi schemeをしていますが、住宅価格が上昇したことによりさらに借り入れをして、それで株を買う、またはビットコインのような仮想通貨に投資するという危険なことをしている人が多くいます。
これはバブルが弾けると2000年、2008年以上の影響が出ると思われます。日本の年金だってこんなマーケットにお金を入れています。
かなり運用資金が吹き飛ぶかもしれません。
もしそうしなくないのなら、お金を刷り続けて株を買い続けるしかありません。
そうすると悪いインフレ、ハイパーインフレーションとは言いませんが、1年で物価が例えば5倍になったとしたら破産する人も多いでしょう。
ちなみにIMFの試算ではベネズエラの来年のインフレは2500%レベルだそうです。

Velocity of money
お金の回りかた
速度です。今はとにかくお金が回りません。歴史的に回っていません。
異常に金融緩和をしたので、お金が澱んでいます。
velocityが高いというのは経済が活発な証拠です。
低いのは沈んでいます。
株価=景気ではないというのもここから分かります。株価を上げるのは中央銀行にとってとても簡単な作業です。
それをし過ぎるとホントに嫌なハイパーインフレーションになる恐れがあります。
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