先日、空の(卒業した<涙>)学園の見学会があり、その質疑応答の時間に、空は卒業生としてオンラインで出席しました。

その打ち合わせの際、お世話になった先生に、「大学に入ってから、ちゃんと勉強してるんですよ」と報告したら、その先生は大変驚かれて(笑)、それはまたどうしてそういうことになったのか、理由を自己分析できたら教えてほしい、とおっしゃったそうです。

 

 何しろ、「本は好きだけど勉強嫌い」で義務教育9年間と高校生活3年間を貫き通した空ですから、確かにそれは、研究に値するほどのことかもしれない(笑)

 

 そして、「大学に入ってから勉強するようになった」というのは、これ、私も自分の目で見なければ信じられなかったでしょうが、本当なんです。すべてオンライン授業で家にいますから、見えちゃうんですね。

 最初は、大学の授業が、空の好きな雑学の延長線上にあるからかと思いました。でも違うんです。

 心理職を目指す以上、避けては通れない科目の中に、統計学とか、データ処理学というものがあって、まあ、これは数学とかエクセルの世界。空にとっては苦手もいいとこな分野でした。

 でも、そういう授業さえも「わけわかんない。もー! ほんとにヤダ! あー!! マジわかんない!」と頭を掻きむしり、床を転げまわりながら(もともと寝転んで勉強しているからですが<笑>)、必死に食らいついていっているのです。

 そして、何より驚いたのは、全教科のレポートを、全部期日前にしっかり書きあげて提出していることです。基本、課題が出たその日のうちに出していました。それだといい加減になってしまいそうなときは次の日とか、期日の数日前までには必ず出していたのです。

 はじめだけかと思っていたら、前期が終わるまでずっとそうでした。

 

 本当にこれには、私もびっくり。それで、「で? 自己分析できたの? 母さんもそれ、知りたいわ」と聞いてみると、「んー。ていうかね、オレは変わってないんだよ。もちろん勉強はしなかったけどさ、自分で『やろう』とか『やらなくちゃ』と思ったことはこれまでもやってきたし。冬の畜産とかもそうだしさ(https://ameblo.jp/luke70/entry-12407756948.html)、編み物だって、好きでやってたわけだけど、あれだって編めるようになるまでには、もう、失敗したり分からなかったりで頭かきむしることとかたくさんあったしさ(https://ameblo.jp/luke70/entry-12415774648.html)」との答え。

 

 うーん! なるほど。そうかもしれない。確かに、周りがいくらおだてようと、脅そうと、自分でスイッチを入れられなければテコでも動かない空でしたが、やろうと決めたことなら、楽しいことばかりじゃなくても、むしろそこにすっごくつらいことが含まれていても、やってきたのかも……。

 

 ということは、今回、学校と名のつくものに入って13年めにしてようやく、自分の腑に落ちるところで、「勉強しなくちゃ」って思えたんですね(涙)

アンタのやる気スイッチは、腑についてたんだね!

 

 空は、学園に入って本当に楽しく、辛く、意味深く、心も体も毎日筋肉痛になるような濃密な3年間を過ごしてきました。

 そしてそこで、自分の将来の夢を見つけました。その夢につながる進路も開けました。

 そうしたら……。そうしたら、なんということでしょう。あの空が、提出漏れしているレポートはないかをチェックしながら、前期の授業でついていくのが大変だった統計学の復習をしなくちゃ、と言いながら、勉強するようになったのです。 

 

 すごいなぁ~。すごいことだなぁ~。

 

 空からそれを聞いたあと、「理由がわかったら教えて」とおっしゃった先生と電話でお話しする機会があったので、このことをお伝えすると、「たまにこういうことがあるから、教師をやっていける気がします」と言ってくださいました。

 

 本当に、本当に、ありがとうございました!