先日、Yahoo!ニュースに、7月に開催した小林よしのり先生主催のイベント
公論イベントspecial「愛子さまを皇太子に」の記事が出ていましたね。
私も初めて応募してみて、当選して参加したのですが熱気に圧倒されましたし、よしりん先生やみなさんのパワーをひしひしと感じました。そしてとても楽しかったです。
そこに集った皆さんのサイト「愛子天皇への道」に、mantokunさんから、嬉しい投稿をいただきました。mantokanさん、ありがとうございました。
是非ご一読くださいね!
なお投稿への皆さんからの素敵なコメントもありましたのでそちらも是非。
私の周囲には、少なくとも親しい人には誰も男系男子固執派の人がいないので(もちろん無関心な人はいます)実感がなかったのですが、本を出した後、Twitterで男系男子を強く主張をする人からはかなり中傷されたので、覚悟はしていたものの驚きました。
そして拙著「新時代のアマテラス 愛子天皇の未来へ」を扱っているAmazonのコメントにも、一つだけ否定的にコメントが掲載されていまして。
愛子さまを天皇になどと言うのは、著者(私)のエゴだと言うのです。
しかしそれは、言葉の意味として間違いです。
エゴイストとは利己主義者、いわゆる自己中、自分の利益だけを求めて行動する人と言う意味です。しかし愛子さまが皇太子さまになった時、私個人への利益って?一体なんでしょう?
むしろこの本を書いたことで、誰だかわからない匿名の人からTwitterで大変失礼な物言いをされました。
こんな体験は初めてのことで、作詞だけしていた時に目にしたTweetは、歌詞を褒めてくれるめちゃくちゃ嬉しいメッセージばかりでした。(たまたま目にしなかっただけで中には私の作品が好きでない人もいるかもしれませんが)
また、天皇陛下の膨大な仕事を知らないのか(まさかその人が実感しているとは思えないのですが)、生理の時はどうするのか、民間に出れば働かず自由に暮らせるのに、つまりそれのほうが幸せだろうに、と言うような意味のことが色々書いてありました。
しかし、それはその人の単なる思い込みです。
どのような生き方が幸せかと言うのは人によるからです。
国民に敬愛され王室に尽くされたエリザベス女王の人生は、ご立派でしたね。
女王は決して後悔などしていらっしゃらないと強く感じます。
江戸時代まで日本にも10代、8名の女性天皇がいたのです。
それも長い年数その地位にいた女帝がいた。
封建時代だというのに女帝がそんなにいたことは特筆すべきことです。
そして今は、その頃とは比較にならないほど全てのテクノロジーが格段に進んでいますね。
さらに今上陛下はお元気でまだお若いので、ご退位されるとしてもずっと先でしょう。その頃は愛子さまも50代くらいになられていると思われます。
また、私には「働かず自由に暮らす」ことが必ずしも幸せだとは思えません。
どんなに忙しくても辛いことがあっても、働かない人生は私には考えられないからです。もちろん、天皇陛下というお立場は、日本の象徴という特別なお立場であり、お仕事ではないですが、お忙しいということでお話ししています。
(ちなみに作詞家は楽だろと思っている人もいるかもしれませんがとんでもない。今はともかく、若い時は徹夜なんて当たり前、コンペに出してもボツ続きもあり過酷な日々でした)
ただもちろん私には、愛子さまにお気持ちをお伺いすることは出来ません。
しかし愛子さまの成人の時のお言葉の数々、これからも両陛下をお助けしたい、そして国民に寄り添いたい、両陛下と長く一緒に時を過ごしたい…とのお言葉から、もしそのようなお立場になっても愛子さまなら大丈夫、お覚悟はあると感じました。
なにしろ愛子さまは幼い頃から、その可能性があると言われていましたから…。
また、自由がなく休みもなく大変、忙しくてかわいそうだと言うのなら、それは悠仁さまも同じと言うということ。同じ皇室でも天皇陛下と宮家とは責任の重さが雲泥の差です。だからこそ帝王学というものがあるわけです。
今は女性も激務をこなします。
男女は力の差はありますが、それ以外では女だから大変で男なら大変じゃないと言うことはありません。要は資質と言えるのではないでしょうか。
ただ、先ほど書いた、愛子さまのお覚悟やお言葉については、私は本にも書きました。
なのでこのAmazonレビューを書いた方は、反対するために、私の本を読まずにレビューを書いたのでしょう。
しかし書評とは本の内容について感想を書くためのもの。本を読んでもいないのに、わざわざ他の目的のために書き込むのはフェアじゃないと思う次第です。
そして、安定的な皇位継承のための議論をすると言いながら、何年もしていない政府には、早くその議論を始めていただきたいと願うばかりです。
そうそう、それはそうとさっきTVにヨーロッパの王女さま方(次代の君主となられる愛子さまと同世代のプリンセスたち)が軍隊に入って訓練しているワイルドなお姿が出ていました。
軍隊のある国では王様がトップなので、王子さまたちは軍隊に入る。イギリスもそうですね。なので同様に将来の君主である王女さまたちも入隊して、逞しく訓練されるというのです。
もちろん日本は永久に戦争放棄すると憲法で定められている国なので、軍隊も徴兵制度もない、だからそんな必要はありません。
ただ私が言いたいのは、世界では、少なくともほとんどの先進国の王室、君主国では男女の差別など無くしているという事実です。
(もちろんイスラムのような女性の地位が低い国は別ですが…)
日本は2022年、世界経済フォーラムの発表したジェンダーギャップが、日本はなんと
116位。前年は156国中120位。
主要7カ国(G7)では最下位。東アジア太平洋地域19カ国でも最下位でした。
色んな意味で落ち込んでいる日本ですが、これでは到底、先進国などと言えないですよね。
愛子さまを次代の天皇に。その思いと理由、私の体験した不可思議な出来事をこの本に書きました。よろしければ是非。