拙著「新時代のアマテラス 愛子天皇の未来」の感想、Amazonなどにも、とても心に響くレビューをいくつもいただいてありがたく思っています。
本当にありがとうございます!


前回に続いて、小林よしのり先生の公論イベントに関わる「愛子天皇への道」というブログにも嬉しい感想を投稿いただいていました。京都のSさんからです。

 

このようなタイトルです。Sさん、ありがとうございました。

ぜひ読んでみてくださいね。

 

このSさんの投稿に出てくる「和気清麻呂」。
それは、私が受けたヒプノセラピー(過去生催眠誘導)によって現れた奈良時代の人物。
ただ歴史に無知な私は、お恥ずかしいことに和気清麻呂のことを知りませんでした(汗)
名前はどこかで聞いたような気もしましたが、何をした人かなど全く知らなかった。

ところが催眠下で私が、明晰夢のように見た過去生の人生…。それはその翌々日、ある出来事から全てが史実通りであったことが判明。仰天したわけです。

 

ただSさんがおっしゃる通り、確かに男系男子固執派の方々は、皇統を守った和気清麻呂のことを勘違いしていることが多いようです。
でも和気清麻呂はもちろん、男系男子の皇統を守ったのではありません。だってその時代の天皇は女帝の孝謙天皇(称徳天皇)で、天皇の地位を狙っていた道鏡が男性だった。ただ彼は天皇の血筋でも何でもない人、天皇になる野望を持つ臣民(今で言う一般ピーブル)だったのです。


皇統を守るとは、つまり正しい血統を守るということ。
和気清麻呂はあくまで「皇統」を守ったのです。

 

(京都の護王神社で和気清麻呂の像と私)

 

 

皇統、愛子さまは天皇陛下の直系長子です。
お父上であられる天皇陛下の継承をすればまさに世襲です。

男性だから正しい皇統で女性だから正しい皇統じゃないなんてことはもちろんありません。

一人の人間は、遺伝子を両親から半分ずつ均等に受け継いで生まれてきます。
(組み合わせが無限にあるため、きょうだいでも個性が違うわけです)

ちなみにいっとき話題になった男性のY染色体に関しては、欠損、欠失することがあると判明しています。

 

愛子さまは、幼いときは陛下に似ていらして今は皇后様に似ていらっしゃるし、内面的にはご聡明さと誠実さとユーモア、まさに両陛下から資質を受け継いでいらっゃいます。
 

このような説明をしても、それでもなお男系男子にこだわる人は、できれば昔のままなんにも変えたくない人。本当は男尊女卑で、旧態依然とした家父長制度が大好きなのでしょう。

 

確かに、昔の日本はそうだったのです。お父さんは外で働いてお母さんが主婦なのはもちろんのこと、妻は何なら三つ指をついて「行ってらっしゃいませ」「お帰りなさいませ」とか???
女は、家にあっては父に従い、嫁しては夫に従い、老いては子に従う、などと従順が美徳ととされた。そしてお父さんが家庭のオサ、家父長なので、お父さんだけが偉い主'(あるじ)だったんですね。

 

しかしもちろん今は違います。女性にも人権があるので三つ指もつかないし、人権無視の公の側室なんてあり得ないわけです。
 

今は苗字も結婚した時に、どちらの苗字にするか二人で話し合って選ぶんですよ。
そもそも天皇家には苗字がないので無関係ですけどね。

 

それでもなお伝統と呼んでいる因習を守りたい人は、ご自身のライフスタイルだけをそのように好きにすればいいのではと思います。ただそれなら今流行りのファッションなんかしないで、昔ながらの伝統的な着物とか羽織袴を着て歩けば?と私はいつも思います(笑)

ただ、未だこのようなことにこだわっているのはお爺さんだけかと思ったら、必ずしもそうでもないのが不思議です。

 

昔は女性に参政権すらなかったし、女性は地位が低く差別されていました。そして、
天皇陛下は日本軍の大元帥、軍人のトップでした。そんな時代・・・。

それゆえ、その時は皇統が継承できなくなる可能性も考えたものの、結果的には時代を鑑みて男系男子にしておいた。それだけのことでしょう。

 

でもね、古代は違うんですよ。卑弥呼は・・・・・・あっ、話が脱線しそう。

 

なので、これ以上はやめておきますが、時代が宇宙時代に変わっているのに、同じ場所で足踏みしていたら先へは進めないから精神的な進歩も望めません。

 

経済で低迷している日本に残された道は愛子さまの立太子しかないのではと私は思います。皆様はいかが思われますか。

 

京都のSさん、そしてそれにコメントをくださった方にも、ありがとうございました。