8/13日(日),連休最後の日ですね。

 

さて、Twitterで教えていただいたのですが、小林よしのり先生の公論サポーター中四国支部ブログに、拙著「新時代のアマテラス -愛子天皇の未来へ-」を読んでくださった方からの素敵な感想が寄せられていました。

 

素晴らしい内容だったのでブログに掲載させていただきたいとお願いしたところ、ご快諾いただきましたのでご紹介します。こちらです。

 

全てが嬉しかったこの感想の中で、最もありがたいと感じたのは伝統についての私の考え方に共感していただけたことでした。
 

皇室に関心のなかった私が、敬宮愛子さまこそが次の時代の天皇になるべき方だと思うようになったきっかけは、27年の間に体験した一連の不思議な出来事の意味に気づいたからでした。

 

しかしその時、その体験を本に書くのであれば、どうしても考えなくてはならない重要なことがありました。それは男系男子に固執する方々のこだわりの理由(ひょっとしたらある意味、建前かもしれませんが…)。


それこそが「伝統」の二文字でした。これに関しては、本にも書かせていただいように、私はどんな伝統でも蔑ろにしていいと考えている訳ではありません。
ただ、時代と共に変えざるを得ない伝統、因習があるとお伝えしたかったのです。
なぜか? それは伝統の中には「人を苦しめる伝統」があるからです。

 

思い返すと、このセンシティブなテーマの本を書くかどうか、迷いに迷った挙句、決意して旧知の出版社ナチュラルスピリットの今井社長にメールし、オンラインでお話を聞いていただいた時にも、この不思議な体験をお話ししたところ「面白い!」と言って下さったのですが、同時に「人を苦しめる伝統は変えざるを得ないと考えて…」とお話したとき、今井さんが真摯な目で深く頷いて下さったことを今もよく覚えています。
 

時代に合わなくなってしまった価値観。

それによる苦しみに鈍感になっている人がいるのはなぜでしょうか。
今を生きる現代人ならば理解できないはずはないと思うのですが。
 

私には子供はいませんが、若い時に、家のために何が何でも男子を産めなどと言われ続けていたらどんなに辛かったか…と思います。
 

皇后陛下は天皇陛下が全力でお守りになっていたこともあり、ご病気になりながらも耐えましたが、弱っちくていい加減な性格の私なら、怒りも感じて、もっとずっと早く病んでいたでしょうし、苦しくて逃亡してしまったかもしれません。
雅子さまが私のような現実逃避型の弱い人間でなくて本当によかったと、今の私は思うのです。

また私は女性なので、幼い頃に「私は女として生まれたけれど、本当は両親も周囲の誰もが男の子を望んでいた。私は望まれていなかったんだ…」などと感じたとしたら、自己否定になりどんなに傷つくでしょうか。
 

でも両陛下は、性別になど関わりなく、かけがえのないお子様のご誕生を心からお喜びになり、深い愛情によりお育ちになった愛子さまはご聡明な素晴らしい女性になられた。
 

そして私は、本にも書いたように、両陛下のお子様は内親王でなければならなかった(皇位継承する方として、です)と確信しています。今上陛下に男のお子様がいないからではなく、女のお子様、皇女である愛子さまでなければならなかった、ということです。
 

なぜそういう結論に?ということを具体的に知りたい方は、ぜひ拙著を読んでいただければと思います。😀

また、Facebookでお知り合いになった方が素敵な感想を書いて下さったので、明日か明後日、そちらもご紹介させていただきます!