いよいよ平成の時代が終わりを告げようとしています。
ついさっき、テレビで、天皇陛下の「退位礼正殿の儀」という儀式を見たところです。
私が今回の改元でよかったと思ったことは、天皇皇后両陛下がお健やかでご公務もお元気にされている今、行われたことです。
昭和の終わりは、昭和天皇が重いご病気になられ長いこと意識も無くなられた末に崩御されたことでの改元でした。
それはこれまでの時代、いつもそうだったことなのでしょうが、そこにはずっと重苦しい空気が流れていたことは事実です。
でも、今回はそうではない。
感謝と喜びの空気が流れています。
これまで30年余りも、日本の象徴として国民のために祈り、国民に寄り添い、尽くしてこられた天皇皇后両陛下に私たちは感謝を捧げ、これからも末長くお健やかにいらっしゃることを祈りたいと思います。
そして今後は、もっと自由にお好きな学問のご研究をされたり、音楽や読書などをたくさん楽しんで頂きたいと願っています。
平成の平、令和の和で平和。
現在の皇太子さまご夫妻を、私はとても素敵でご信頼できる素晴らしい方であると感じています。
皇太子さまのご家族全員が動物をこよなく愛され、保護された犬や猫を大切に慈しんで育てていらっしゃいます。
そんな動物好きな皇太子ご夫妻のご長女、敬宮愛子さまの作文や、創作された物語を読んだときは、そのみずみずしく豊かな感性と知性、そしてかけがえのない命に対する優しさと思慮深さに私は目を見張りました。
さらに私は直観的に、失礼ながら、皇太子さまは、何か大きなお力を内に秘めていらっしゃるようにもお見受けいたします。
けれど、新しい天皇皇后両陛下は、令和の新しい象徴として、新しいスタイルの天皇皇后両陛下になっていただきたいとも願っています。
大変ご聡明な雅子妃殿下が、ストレスを感じられることなく、あのカッコいい外交官時代のように溌剌とした皇后さまになっていただけたらと、憧れとともに心から願うからです。
そんな令和になることが、私たちにとっても喜ばしい時代になることではないでしょうか。
私には、特に右とか左とか、そのようなイデオロギーの偏りや主義主張はありません。
ただ、時代の変化、形式の変化、新しい意識を恐れない気持ちはあります。
なぜなら、人が進化するためには、変化を恐れない気持ちが大切だと思うからです。
そして、そこで求められるのは、本当の意味での優しさや誠実さ、真摯な想いではないでしょうか。
新しい時代が平和でありますように。
そして、私達にとって喜びに満ちた時代になりますように。