SEIRIOS(セイリオス)新曲「碧の方舟」発売記念Xmasライブ、無事終了!

Merry Xmas!!

23日、SEIRIOS(セイリオス)「碧の方舟」CD発売記念クリスマスライブ、無事終了致しました。

当日は、前夜の激しい雨風が嘘のよう。まさに「碧の方舟」の歌詞のように、吹き荒れる風の向こうから現れた晴れやかな青空の日、たくさんのお客に様にご来場いただきました。本当にありがとうございました。

アンコールも入れて２２曲。MCはアンコールまでなしです。

演奏とボーカルの間には、不思議な物語のようでもあり、サーキュラーからのメッセージも参考にしてけっこう悩んで書き下ろしたナレーション(ナレーター:土屋実紀さん)をあらかじめ録音しておいて流し、映像(制作:Frankie T)を同時に流しました。

物語は最初から聴いて頂かないとだめなので、少し遅れて来たお客様にはわからなくなる・・・と迷ったのですが、以前、ふつうにMCを入れたこともあったものの、それだと日常をひきずり、別世界に浸れないという意見が多かったため、前回からまたそのような構成にしました。

コーラスには、今回も前回と同様、実力派ボーカリストの雪乃ちゃんが友情出演で参加してもらい、1曲、古代ヘブライ語の曲「オール」をメインで歌って頂いて、それぞれ、個性豊かな４人のボーカルが織り成すハーモニーもとても素敵だったとの声を沢山頂きました。

SEIRIOSの今までのライブで一番良かったという感想あり、嬉しい限り!

ライブを見に来て下さったある作詞家の方には、みんな歌がとっても上手で綺麗な人ばかり、それぞれが色んな星のお姫さまみたい、どうやって探したんですか～?と言って頂け、嬉しかった～。

オリエンタルな伝説の国で二胡を演奏しながら歌う美しい香苗さん、おとぎの国の透明感のある妖精か天使のようなShayleeさん、星の王国の凛とした女神のような実紀さん、パワフルでカッコよく地上の天国のリズムに乗る若い雪乃ちゃん、というようなイメージかな?

楽器編成は、リズムを支えるベース池間さん、キーボードで華やかさをくれる中野さん、そしてギターを奏でながら全曲を作編曲しているFrankie T.優しく繊細な響きのアイリッシュハープを奏でる景子ちゃん。そして豊かで印象的、民族的な響きの二胡が溢れる。

なんだか不思議な編成で、パーカッションがいないのですが、そこに違和感を感じないのが自分でも不思議。

今回は、私が長年お世話になっていて信頼している某レコード会社の偉い方にもいらして頂けて、Frankie T.の曲もすごいねと言って頂き、想像を超えて素晴らしかったとおほめの言葉を頂いて、とても嬉しかったです。

また衣裳は、今回、ケルティックウーマンの衣裳を担当したスタイリスト、八巻さんと渡辺さんにご縁がありスタイリングをお願いしました。渡辺さんにゲネの日、ヘアアクセサリーを「これは少し子どもっぽい気がするんですが・・・」とお伝えしたところ、一夜で新しいピッタリのものを創って来て下さって感動してしまいました。

前回のルーテル市ヶ谷ホールの時のベテランスタイリスト、青柳さんの、ご自分の採算も省みず私の意向を最大限汲んで頂いて創って下さった素晴らしい衣裳にも感動、感謝しましたが、本当に皆さんさすがプロです。

シリウスカラーの深いブルーをメインカラーに、それぞれの個性を生かしつつも統一感のある衣裳はやはりステージの神秘的な雰囲気作りには必要だと感じました。

照明もとても素敵で、Future SEVENのスタッフの皆さまには本当にお世話になりました。また雪乃ちゃんの事務所でもあるフライングペンギンズ尾登さんのきめ細かい仕事っぷりにも、もう感謝しかありません。

さて、新曲「碧の方舟」は、この日、初のフルコーラス初お披露目となりました。この楽曲は、『開運!なんでも鑑定団』エンディングテーマのコンペに出すために超スピードで仕上げてワンコーラス超特急で提出した曲です。

「えっ、一週間で作詞作曲アレンジ、歌入れして完パケ!?」と焦りながらダメもとでやるだけやってみようと制作した歌で、それを気に入って頂けたという奇跡にも似た展開でした。そのため、今までの曲とは違うポップチューンですが、テーマと精神性はセイリオスの追及している世界観のままです。

そして地上波ゴールデンタイムのテレビ番組タイアップを頂けたことは、本当に励みになりました。

タイアップ曲の選考に出してみないかとお声がけ頂き、曲を気に入って下さって推して下さった関係者様には、ただただ感謝しかありません。この場を借りて本当にありがとうございました。

そしてこの歌、ライブで聴くとサウンド含め迫力があったとの声をたくさんいただきました(嬉)

希望とともに船出するという壮大な前向きな歌詞の中にはメッセージも含まれています。まだお聴きでない方はぜひPVを聴いてみて頂けると嬉しいです。

そんなSEIRIOSの歌詞コンセプトは私の中で大昔からなぜかず～っとあるテーマなので、他のアーティストやアイドル作品でもよく違う表現をしつつも書いているテーマです。

でも、ビートルズのリンゴ・スターさんが先日、テレビで「ビートルズが歌で伝えたかったのはLOVE&PEACE、それだけだったんだよ」という言葉が身に沁みたので、それもいいかと思っています(むろん、いつもそういう歌詞を書いているわけじゃありませんよ(^▽^;))

ただ、今回、ひとつミスがありました。パンフレットを作ったのに、配送会社のミスで遅配となり、会場に届かなかったのです(泣)。いらして下さった皆様、本当に申し訳ございませんでした。

セイリオスの楽曲は、日本語歌詞の曲もありますが、主としてサーキュラーと呼ばれる(←名前ではありません)私が偶然、ヒプノセラピーによってコンタクトするようになったシリウスの高次元宇宙存在の語る異言を歌詞にしています。

さらに古代ヘブライ語、サンスクリット語、ハワイ語、日本の古語などパワフルな言葉を歌詞に選んだ曲が多いので、パンフレットがないとタイトルもわからなく、本当に失礼いたしました。せっかく作ったパンフレットですので、ここに画像を掲載させて頂きます。

さて余談。

日ごろ、作詞家としてお声がけ頂いて作品を書くこと、職業作詞家という仕事は私の本業で、いちばん大好きなやりがいのある仕事です。

だから作詞することは大変ながらも本当にシアワセなのですが、このプロジェクトを運営してさまざまな流れでプロデュースに携わることになり、新たに学ぶところがたくさんありました。

というのも、すでに人気が出ているアーティストさんやアニメやゲームはもちろんのこと、新人でまだこれからというアーティストさんやアイテムやアイドルであっても、ほとんどはちゃんとメーカーが決まっていてプロジェクトが出来上がったうえでご発注を頂くため、私自身には作詞への責任しかないわけです。たとえリリックスプロデュースと銘打ったとしても、リリックということは、作詞の全体を見るだけの立場なのです。

そのためリクープするためにどのように具体的に売っていくか、などということはまったく考える必要はなく、プレッシャーも作詞の〆切のみでした。

ただずいぶん以前、美内すずえさんの漫画「アマテラス」のアルバム・プロデュースをさせて頂いたことがあったのですが、それは著名な漫画家である美内さんのお名前があったため、すぐにメジャーなメーカー様がリリースしてくれることになり(まずは重要な資金的な問題がクリア)、また当時親しくしていたサウンドプロデューサーの方(今はエライ人)がスタジオを押さえ、ミュージシャンを頼んで、ディレクションをして下さることになり、参加して下さった作曲家、アレンジャーの方々が事細かに相談に乗って下さった(音楽的なことがここでクリア)ため、可能になったことでした。

そのうえ当時の所属事務所の女性マネージャーが、ここで稀有な企画を通せた森をプロデューサーとして前面に出そうと、私を押し出してくれて実現したのです。

確かに、面識も何もなかった美内すずえ先生に企画書を出すと言って私が考えた企画書を提出してOKを頂けたのは確かでしたが、知らない出版社に電話してアポをとり、その企画書を持参し１人で行ってくれたのはそのマネジャーであり、実際には私１人の力などでできた企画ではなかったのです。

というわけで、この年になってもまだ様々な学びはある日々ですが、もちろんウレシさ、楽しさもあります。

最初は誰もが何かの初心者で、何もかもはじめからすぐに完璧にはできません。私は作詞家としても叩き上げで色々と現場で学んで来たので、よけいにそう思います。

でも学びも心配事も、いつかもっとワクワクする喜びに変わる時が来るとも思います。

これまでの長い作詞家人生がそうでしたから。(*^^)v

今後も進化していくセイリオス、さらに飛躍できるようにがんばりたいと思っています。

これからも応援よろしくお願い致します!

幻(汗)のパンフレット