今日はずっと自宅で詞事していました。

そんな時の気分転換は空を見ること。

 

小さい時から空を見るのが好きでしたが、ここに引っ越して来てから本当に大きくて、どこまでもひらけた空を見ることができるようになった。それだけでもここに引っ越してきてよかったと思います。

 

 

最近、よく思うのですが、過去に辛い体験をして、それを乗り越えた人が感じるようになる純化された感覚があるような気がするんです。

 

 

見えない大いなるものに感謝したり、心の奥底から湧き上がってくるすべてへの愛おしさだったり。

見知らぬ命への慈悲に近い気持ちであったり、謙虚な想いであったり。世界や未来のことを心から考えるようになったり。

 

 

ただ、若い時はともすれば偽悪的になりがちで、近視眼的になって客観的になれないので、

そういう感覚を知り実感したのは、やはり幾つもの辛さを体験して、年を重ねてからです。

 

もしかしたら、人として出来た人は生まれつき持っているそんな感覚が私には備わっていなかったせいで、それを学ぶためにさまざまな辛さを知らされたのかな。

 

とはいえ、今だって全然立派なことは言えません。様々なマイナス感情に支配されることだって当然ありますからね。

 

でも、昇華するっていうのは、こういうことかな?とは思います。

 

真の喜びとは何か?に、ほんの少しでも気づくために挫けそうになったり、悲しいことに出会ったりして、年を重ねたのかもしれませんね。

 

 

 

 

今日の空。

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今日の龍雲

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淡いけれど大きな月

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