10月3日
CDリリースのお報せです。
9月28日
『遙かなる時空の中で3 花の名残~月想う歌~』発売されています。
以下の4曲の作詞を担当させて頂いています。
02.「立待月」 歌/ヒノエ(CV:高橋直純)
03.「真澄鏡」 歌/武蔵坊弁慶(CV:宮田幸季)
04.「弓張月ノ恋」 歌/有川 譲(CV:中原 茂)
05.「小夜嵐」 歌/梶原景時(CV:井上和彦)
皆様の魅力的な歌をお楽しみ頂けます♡
遙かなる時空の中で3 花の名残~月想う歌~ 3,240円 Amazon |
ところで、「遙か」など和モノ歴史モノは、けっこうタイトルから先に考えたりします。
私は、どっぶりその世界に浸ってタイトルから考えたりする時間がかな~り好きです。
古語や文語調は国文科だったので得意ですし、和の言葉を駆使するのは楽しいものです。
ただ皆さんに憶えて頂くために、複雑すぎないタイトルや言葉を心がけてはいます。
そうそう(脱線)
そういえば昔、駆け出しの頃、中森明菜さんにプレゼンをかけたいと考え、自分なりの詞を書いて持参したときも、古語や和の雰囲気をふんだんに盛り込んだ「虞美人草}という詞を持って、当時の事務所のマネージャーと一緒に、担当のディレクターさんにアポをとってお会いしました。
その時、「面白いね」と言って頂いたことが、その後のシングル曲コンペ参加にお声がけ頂くことにつながり、二回のボツ(´-∀-`;)の後、ありがたいことに「TATTOO」というヒット曲を生むことができたのでした。
ただその時決まった曲、「TATTOO」はまったく和とは反対の世界観、曲だったんですけど!
(でもああいうのも好きで書きたかったんですよね~。今はアイドルの作詞も超大好きだし、自分でも何がいちばん得意なのかわからない(^-^;))
このエピソード、以前のブログにもちょっと書いたような気もするけど'(;'∀')。
それからずいぶんたって私が思ったのは流行を意識することも大事ですが、自分ワールドの歌詞を創ったり、提出することも大事なんじゃないかということです。
これがいいという正解などない世界なので、とにかく今までにないものや、印象に残るもの、誰かの心にささる作品と言うことが大事なんだと思います。
それにはその作家ならではの個性が大事ですから。
それが気に入って頂けると、いわゆる軌道に乗るというか、決め打ちのお声かけを頂けるようになっていきます。
ただ、今はコンペに集まる数がかなり多いみたいなので、まずは発注にぴたっと合ったものを書かなくてはいけないので、そのあたり難しい部分もありますね。
作詞家になりたいと思っている方がいれば、かるーくご参考にして頂ければと思います。
いろいろ余談を書きましたが、そんな初心を忘れず、今後も多くの皆さんの心に届くような残る歌詞を、心を込めて書いていきたいと思っています♡
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