2クール目は意外にも家から病院に通うという、3週間だった。
カテーテルがつまらないように、水を流したり、薬を入れる日もあり、採血しに行く日があり…週に3回病院に通い後は家で過ごせて居ました(*^^*)
1クール目が辛かったから、こんなに楽~な時期がある事、先に教えてよ~という位に嬉しい時間だった。
午前中に、自転車でただお散歩したり、
誰もいない公園でブランコをしたり…
ちょっと怖いけど、自分で自転車に乗ったり…頭ぶつけたらどうしよう…と
思う気持ちと、できる時には好きな事をさせてあげたいという気持ちとで、
私は楽しく過ごさせたい

という気持ちが勝った。
だから、白血病だけど、感染とか怖いけど、できる限り外遊びとか普通に過ごさせてあげたかった。
白血病になってから、考えたくないけど、
もし、明日が最後の日だったら…と考える事があった。
同じ病気の人のBlogを見たりして、
最後にかけてあげる言葉を考えておいた方がいい…とか、泣きながらBlogを読ませて貰ったけど、
私は、最後の時にじゃなく、毎日一日一日を楽しく過ごす。毎日想いを言葉でも態度でも伝えていく。
それは3姉妹にも同じ。
だって、最後の日は誰にいつ訪れるかわからないじゃない?
だったら日々、伝えて楽しく過ごしていくしか無いよね?!
だから、ルークといっぱい遊んだ。
毎日好きな物を作った。
嫌いな料理もルークの為なら何でも作るよ

おいしい…って食べてくれるなら喜んで作れるよね!

楽しく過ごした2クール目!!
まだまだ、3クール目からの強い治療が待っている。
これから辛いルークの姿を沢山みていく事になる。
そして…
夫との溝もさらに深くなっていく。
私には子供達が救いだった。
そして、明るい看護師さん達や、そうじのおばちゃんと話す時間が癒しの時になっていた。
家に帰りに疲れた体で、洗濯に子供達の準備をチェックし…
仕事しかしないでテレビや携帯ばかりみている夫に嫌気がさしていた。
私や子供たち、義理父は今までと違う生活に慣れない中でがんばっているのに、
夫は仕事だけしていればいいと思ってる。
何もしてくれない事に心も疲れてしまったんだ。
でも、母親だから弱音は吐けない。
ギリギリの所で頑張り続けたよ。
息子が 白血病になっても何一つ変わらない夫。
もう変わる事を望んでも辛くなるだけ。
選択は二つ。
今のまま受け入れるか、
離婚するか…
そんな事を考えながら、退院するまでは
耐えようと我慢した。
この頃から手の震えが始まってしまった。