昨日、いつも私のブログを読んでくれている友だちからメールをもらいました。
その中でフロイトの「喪の仕事」というものを紹介してくれました。
ぜひブログに残したいと思って、許可をもらったので、
一部を以下に掲載します。
「(前回のブログで掲載した写真に対し)
聖書をみつめるピカちゃんの傍らで
聖書をガン無視して
愛するMaryママをじっと見つめるチャコちゃん。
チャコらしくって可愛いね。
しばらくは
ずっと 悲しいね。
でも それでいいんだよ。
フロイトによれば
悲しみにくれることは
立ち直るために 必要不可欠な心の作業らしいです。
その心の作業を フロイトは
‘’ 喪の仕事‘’と言っています。
立ち直る為に 悲しみことから逃げず しっかり ‘’喪の仕事‘’をすることを終えることがとても大切らしいです。
でも それはたやすいことではなく また 早く終わらせようとして 終わるものではない。 その ‘’ 喪の仕事‘’ には 省略できないプロセスがあるそうです。
そのプロセスは4段階あり
1 無感覚 情緒の危機
喪失を知り 激しい衝撃を受け感覚が麻痺する。
2 悲嘆 抗議の段階
3 断念 絶望の段階
でも このプロセスは 一段階ごとに 順をおっていくものではなく 各段階が複雑に行き来して 心が揺れながら進んでいくそうです。
そして この一連の時は
無理に悲しみを治すのではなく 治るための大切なプロセスだということです。
そして 心が癒され 悲しみを乗り越えた時 失った人( ペットなど) は
残された人の心の中で 静かに微笑みかける存在になるのだって。
自分の心の悲しみに寄り添い 十分に悲しめる環境を作ることが いまは大切だと思います。
blogにいっぱい
チャコのこと書くのも
その大切な作業だよね・・・・・」
私、ちゃこが亡くなってしばらくは、
ほとんど涙が出ませんでした。
心を麻痺させてる、とブログでも書いてきました。
上記フロイトによるところの第一段階だったのかな、と思いました。
で、たぶん今は第二段階です。
悲嘆しまくり。基本的にいつも(ちゃこのことを考えている時もいない時も)心臓がバクバクするような、締め付けられているような感じが抜けません。どうしても本当の元気にはなれません。
早く第四段階まで一足飛びに行って早く楽になりたいと思ってしまいますが、一つ一つの段階を通ることが大切らしいので、耐えるしかないですね。
「ゆっくりでいいよ」
「悲しんでいいんだよ」
そして、
「ブログに書いていいよ」
等々の優しいお言葉をコメントやメールで頂き、本当に感謝してます。
そうさせて頂きます(*^^*)
書くことは私にとって大いに助けになることなので、時々思いつくままにちゃこのことを書かせてもらいます。ますますひとりよがり、自己満100%の内容になること必至ですが、お赦しを。
そうやって、私にとっての「向き合う」作業、そして「喪の仕事」がなされていくのかな、と思います。
ところで、主人が、
「ちゃこを失ってこうなる位だから、お父さんを失った時Maryはどうなるのだろう?」と言って心配しています。
でも、きっと父の時にはここまでにはならないような気がします。なぜなら、父の場合は、すでに「喪の仕事」が始まっているところがあるからです。すでに少しずつゆっくりと私は父とお別れしていると思うのです。
父に与えられてしまったこのクソーーーーーーーーーーッタレの病気に対して、家族として唯一良かったことを無理矢理あげるとすれば、
それは、
ある程度「ゆっくりお別れできる」ことかな、と思います。
それはそれでとても苦しいのですが。
それでも突然の喪失よりは、心の備えをすることができるかな、と。
ということで、今日はこの位で終わります。
最後になりましたが、メールをくれたフクちゃん。
ありがとう
「喪の仕事」、とってもとっても参考になりました
そしてとてもとても慰められました
ちゃこぴんです
いつもぬいぐるみを咥えて「遊んでー」視線を強烈に放ってました。もっともっともっともっと遊んであげればよかったよね(T_T)。
こちらは本日のぴか。
ヨチヨチヨタヨタお散歩中です
ぴかの時はなるべく後悔が残らないように、しっかりお相手していきたいです。