山を越えると今度はまた平原です。次に向かったのはバヤンザクというヘルメンツァブを小さくしたような所です。ここでも恐竜の化石が見つかっています。そこに行く前に浅い池のような場所に着きました。


        


 ここには遊牧民のゲルが立っていました。ラクダが沢山飼われています。ゲルの中に入って少し休み、ここでラクダに乗ることになりました。私たちはラクダ乗りはどうでも良かったのですが、予定に入っているのでままよと乗ってみました。2コブラクダなのですが、この時期はコブに脂肪が蓄えられていないのでコブがたれてしまっています。でもたぶんフィット感は1コブのラクダより良いのではと思います。


     

また羊も飼われていて刈り取った羊の毛が囲いの中にありました。少し記念にほしいというと運転手さんが囲いの中に入っていって山のように抱えてきたので、そんなには持って帰れないからとほんの少しもらってきました。これは帰ってから洗ってそのうち何かに使おうと思っています。



     

 ここからは今までわだちの道を走ってきた私たちにとっては、道が本当にハイウェーのようで運転手さんもコックさんも緊張が取れてすごくリラックスして来ました。さすがに神経を使ったのでしょう。かなりのスピードで走ります。


 ところが大変なことに遭遇しました。途中の丘の上で車が立ち止まっているのでどうしたのだろうかと聞きますと、北欧の人達らしいのですが、3台でツアーをしていたところはぐれてしまったというのです。その車には観光客5人ほどと運転手さんが乗っていますが、運転手は英語が話せず、これからの予定もよくわからず、道も知らないというのです。(これは彼が私たちの運転手さんにモンゴル語で話したのです。それをガイドさんが日本語で事情を説明してくれ、(ガイドさんは英語がダメなので)私たちが彼らに英語で尋ねて、次ぎの行程表を見て次にどこにいくの科を確認しまた逆の方向で説明するというやりとりがあってようやく彼らがこの場所からしばらく離れた村に行くのだということがわかったのです。話の出来ない運転手さんと客では社内はどういう状況だったのだろうかと考えてしまいました。


 ともあれしばらくすると村が見えてきました。さっきの車も無事に合流できたようで、食事のためレストランに入っていきました。私たちはツーリストキャンプで作ってもらったお弁当を食べました。このあたりでは村には自宅を塀で囲って永住している人達がいました。


 ついにバヤンザクにつきました。なんとここは一大観光地らしく露天のおみやげ物やさんがあって冷たいビールと銘打って売っていましたが、やはり生ぬるかったです。

続く



また山を越えるので山道に入ります。



     

 ワシだかタカだか大きな鳥が飛んでいました。振り返ると遠くにまだ砂丘が見えています。峠のような所には必ずと言っていいほどオボーという石積みがあって旅の安全を祈願します。この周りを1周ごとに1個石を投げ入れます。それを3回繰り返すのです。



     


 これが越えてきた山を振り返ったところです。


 この山にもきれいな花が咲いていました。デイジーみたいなのや朝顔のようなもの、これは食べられるというネギ、リンドウみたいなのもありました。



     


     



続く



6日目

 この日は朝食の前に砂漠を見に行くことになりました。私が毎日朝日や夕日を写真に撮っていたので運転手さんは朝日がでるときにわざわざ車を止めてくれました。反対側にはまだ月が出ています。これぞ月の砂漠です。


     

 ようやく砂丘に近づいてきました。今まで走ってきたのはやはり荒れ地でしたが、なんとここには川が流れていて草が茂っているのです。砂丘の上から見るとこんな風に見えます。



     

 ガイドさんの説明によると高度は30m位とのことなので、それでは登ってみましょうと登り始めました。ところがとても30mどころの騒ぎではありません。登っても登ってもまだまだ上が見えてきます。後でガイドブックを見て200mはあるとわかりましたが、どう考えても水も無しにこれ以上登るのはきついということであきらめたのです。正解でした。どうもガイドさんは数量の変換の時に0を一つ間違える癖があるようでした。



     

やはり足跡が沢山つきます。



     

 あきらめたところで記念写真を撮りました。これは下ってくるときに上を見たものです。この砂丘が100キロ以上続いているのです。この砂丘以外はあれた山地と平原ですから本当に不思議な景色です。降りた草地にはラクダが草を食べていました。今日の予定にはラクダに乗るというのがあるのですが、ここでは乗らないということでツーリストキャンプに戻り、朝食を食べて出発です。続く