哀愁漂う東大の秋季リーグは敗戦即引退のいよいよ最終節。
色々と多忙&風邪っぴきによりこの秋初めてにして最後の観戦は、『ひょっとしたら…』と思わせる場面もあったけど終盤力尽きて4-6で敗戦。
逆転されてからは、2年半もの間勝つことなく42連敗で終わる応援部の面々のことを考えてたけど、勝った法政応援団にしてもこれが最後の応援なんだよね。
そりゃ必死だよ…。
最後のエールの交換で泣きながら『ただ一つ』を振る指揮者の姿に危うくもらい泣きしそうになった。
応援部の皆さん、きっと今まで経験したことのない挫折と理不尽の環境での四年間お疲れさまでした。
晴れ晴れした表情で応援席で楽しそうに応援歌を歌うOBやOGから察するに、かけがえのない有益な四年間だったと思います。
この経験はきっとこれからの人生の糧になるでしょう。
熱く楽しい応援をありがとう。

◆『小林を勝たせてやりたかった』(浜田監督)
気持ちはわかる。
わかるけど、僕が思うに…
勝ち点を鑑みず先ず一勝、そして小林君の勝利だけを考えるなら、彼の先発は相手チームがドラフト候補や甲子園を沸かせた投手と投げ合う土曜日ではなく、若干力の落ちる日曜日に先発をさせるのもアリだった…と思わなくもない。
実際、今季の小林君は見違えるようなナイピーの連続だったのでその可能性はあったかもしれない。
最終節も2日続けての先発&完投の彼の姿には敬意しかなく、最後の打席で一塁を全力で駆け抜け、うつ向きながらベンチに戻る彼の姿に僕は涙腺極まった。
球数がかさんで打ち込まれても替わりの投手がいないので続投して更に連打を浴びたり、明らかに不調な時もマウンドに立ち続けてくれてありがとう。
それだけにどうしても一勝させてあげたかった。。
彼は卒業した宮台君の存在に隠れてはいるけど、東大の投手としてはかなりの安定感ある投手だった。
小柄で急速もないけど、制球と球のキレと緩急で六大学の強打者を打ち取ってく、まるでスワローズの石川投手のようで本当に頼もしかった。
(彼が卒業した来年の東大投手陣を想像すると寒気すらしてくる。どうなるんだろう。。)
◆秋深まる神宮外苑
いちょうが香しい臭いを放つと共に若干色づき始めてました。
次の神宮観戦は明治神宮大会に行けるといいな~。
見慣れぬ関西の大学の応援とかノックは新鮮なんですよね。
野球観戦が終ると同時に(今年はW杯で変則日程の)秩父宮通いが始まるので、僕の神宮外苑通いにオフシーズンは無いのであります。