(ちょっと前では考えられないことだよね?)
基本的に行かないと決めてる阪神戦なので、僕は新橋のお気に入りのおでん屋で夏のおでんを楽しんでいた。
『この3連戦で今年の花火は終わりなんだよね…』
よくよく考えたら、来年のオリンピック期間中ヤクルトは追い出されるし、花火を打ち上げる軟式草野球場はサブグランドになるので来年の神宮球場の花火は無いと言っていいでしょう。
再来年以降は…というと、第二球場の取り壊し&新秩父宮の建設が始まって、軟式球場もどうなるか白紙状態だし、その次は新神宮球場の建設も始まる…。
となると、ひょっとしたら神宮球場の花火はもう二度と見れないかもよ?
『こりゃ大変だ!』
神宮外苑にいざ行かん。
球場の外は満員とは思えない閑散とした雰囲気でそぞろ歩きにはもってこい。
5回裏の東京音頭をいつになく人気の無い噴水広場に聞こえてきて、東京の真ん中に残された奇跡のようなところで、こんな情緒が味わえるだなんて、ヤクルトファンでよかった…とひしひしと感じた。
そして最後の花火。
当たり前の光景がもう見られなくなるのかも…と思うと、何だか感傷的になりながら見ちゃったよ。