ライトブルーのそら高く 飛びゆく雲を仰ぎつつ♪
東大の応援歌『淡青の空』のくだりなのですが、この歌を歌う時はいつも空を眺めながら歌うのです。

神宮球場の空は東京のど真ん中とは思えぬほど広かった。
そんな平和な神宮球場に『そこのけそこのけオリンピックが通る!』とばかりに建築ラッシュの波が押し寄せてきた。

新国立競技場の建て替えが決まると、三塁側の後方に日本青年館とJSC本部のビルがあっという間に建って景観が半減。
それでも『オペラシティに沈む夕日はまだ見られる…』と思ってたら、最近その隣に新たにクレーンが建った。
ヤツはビルを建てながら伸びるタイプの高層ビル用のクレーンに違いない。

◆新たに高層ビルが2棟
先週木曜日の神宮球場の夕焼けは素晴らしかったらしいけど、いよいよそれが見られなくなるらしい。
新日本青年館の隣には、代々木第一体育館の南側にある岸記念体育会館が移転して来るらしいのだ。
この移転については森友学園並みの土地取引がなされいるとかで、都議会はにわかに盛り上ってるらしいけど、工事はJSCビルの時と同様に誰にも気付かれないように粛々と進んでいる。

新岸記念体育会館は新日本青年館&JSCビルと同じくらいの60mくらいの高さなんだけど、更にその裏にこのどさくさで建て替えようとしているのが外苑ハウス。
こいつがクセ者。
7階建てマンションの建て替えなのに22階建てで86mにもなる高層マンションになるらしく、これが出来ると上の写真の様な光景は見られなくなると思ってよさそう。

◆神宮球場の移転
とはいえ、『すぐに新神宮球場が移転して建つのでつかの間の我慢…』と思ってたけど、そもそも新神宮球場は本当に建つのか?
秩父宮ラグビー場と土地交換方式ってのが規定路線だけど、秩父宮でやってたラグビーの試合を新国立競技場でやれば済む話かもしれないし、となれば神宮球場も建て替える必要がなくなってくるのかも?

『オリンピックが終ったら秩父宮ラグビー場の場所に建設を始めて2023年に開場…』という記事も見たけど、その記事を見たのも数年前の話。
建設を始めるまであと2年ちょっとしかないのに、パースはおろか目新しい計画案すら出てこない不思議。
秩父宮ラグビー場を取り壊すのは決定事項なので、まさかとは思うけどその跡地に闇の土地取引が行われて伊藤忠やらを引っくるめた新しいビルが建って、神宮球場はそのままってオチはないよね?
そこに商業ビル&施設は絶対ダメだからね!絶対だよ!