野球が恋しい... | LukeのBlog

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ヤクルト・スワローズ、ヤクルト・レビンズ(ラグビー)、ラグビー、ガンバ大阪、陸上、サイクルロードレース、東大野球部、東大ウォリアーズ(アメフト)、Xリーグを熱烈応援中で趣味・料理。

プロ野球や六大学野球が終わった頃は『野球はしばらくいいわ...』なんて思ってたけど、ラグビーもアメフトも終った2月になると俄然野球が恋しくなってきた。
そこへ来て沖縄に行ってる人のブログを見てると羨まし過ぎてもはや飢餓状態。

スワローズの神宮のオープン戦はできることなら全部行きたい勢いだし、東大野球も恋しくてたまらない。
3月中旬以降のカレンダーは(行くかどうかは置いといて)スワローズと東大のオープン戦でいっぱい。


「東大のオープン戦とな?」
あるのです、東大球場で。
随分前に紹介しましたがブログが消えちゃったので今一度ご紹介しておきます。


東大本郷校舎の最北端の弥生キャンパスにあって、球場の裏手は根津神社。

この建物は昭和12年、野球場において前代未聞の屋根どころかコンクリートで作られてること自体が珍しい時代に建てられて、数年前に国の重要文化財に登録された。
出来た当時は甲子園球場や神宮球場より立派な球場だったのかもしれません。

外見は一見普通の2階建ての建物に見えるけど、中に入ると鳥肌が立つほど素晴らしい観客席。
そう言えばどこかで見た創建当初の神宮球場に似てるような気もしなくもない。

コンクリートにしてアーチ型の支柱無しの屋根。
なんとも言えないクラシックな佇まい。

階段に板が貼ってあって座席としてるけど、段差が大きくてとっても見やすい。

数百人は収用できそうな立派なスタンド。

グランドは数年前に神宮球場と同じ人工芝に張替られたらしく、バックスクリーンはまさしく弥生時代から続く森...と、なんと素敵な野球場か。

ひょっとして戸田より立派?

他の六大学のグランドは行ったこと無いけど、予算の無い国立大学がここまでの施設が維持できるのは、OB≒政財界の名主からの募金等のなせる技?

ついでに...
学生運動の舞台となった安田行動は玄関の車寄せの部分だけは改修と塗装がされてなくて意味深。
事件の痕跡なのか、近寄ると支柱に欠けてる部分があったり火炎瓶によるものか焼け焦げた様な形跡もみられる。

神宮球場も本来なら国の重要文化財に指定されてもおかしくない建物だけど、商業施設ゆえ改修したりいずれ取り壊すとなると早々文化財にはできないのでしょう。

今の神宮球場...
アメリカ被れのボールパークではなく、『野球場』として改修を続けながら、甲子園や神宮球場にしかできない伝統と佇まいと日本野球のスピリットを残し続けてほしい...と願ってやみません。