「Lukeく~ん!正月暇でしょ~?ラグビー見に行こうよ!」
元々ラグビー観戦は好きだったけど、僕を見る側からする側に引きずり込んだ張本人。
ラグビーの楽しさや痛さやしんどさ...、無我夢中で楕円のボールを追っかけた後のビールの美味しさを教えてくれた人であり、見る側からのラグビーの面白さを3倍増させてくれた人なのだ。

実は『明治も負けちゃったし、今年の大学選手権は見所なさそうだから2日は家でまったりと箱根駅伝とラグビーを見よっと...』って思ってた矢先だった。
それに正月休みの行動はここ数年恒例化されているので予定を詰めたくないのもあってあまり気乗りではかったけど、何となく逆らえないラグビーの体育会的上下関係が動物反射的に
「はい!行きます!」
と言わせてしまったのだ。
よくよく見るとチケットには「回数券」と書いてあって 、店主曰く
「つまみとホットウイスキー持ってくしさ!その後に飲もうぜ~!」
と言うのから察すると、たくさんチケットを買って店のバイトちゃん達を引き連れて行くに違いない。
楽しそうじゃん!

二日酔い気味の翌日、組合せを確認すると同志社が早稲田に勝って正月の準決勝に進出しているではないか!
『えらいこっちゃ!こら行かなあかん!』
そう、平尾さん率いる同志社は僕がラグビーを見るきっかけになった永久不滅贔屓チームなのだ。
ここ数年低迷する中でもずっと気になっていて、数年前は降格危機の入替戦までやってたけどよくぞここまで立て直した。
しかしこの人と飲んだら確実にオールなんだよな...。
翌日は朝から箱根駅伝の往路も見たいしライスボウルも行きたいというのにどうなるんだろう。
どうもならんか...。