初冬の日比谷公園 | LukeのBlog

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ヤクルト・スワローズ、ヤクルト・レビンズ(ラグビー)、ラグビー、ガンバ大阪、陸上、サイクルロードレース、東大野球部、東大ウォリアーズ(アメフト)、Xリーグを熱烈応援中で趣味・料理。

まさに一雨ごとに寒くなり、本格的に冬が近づいてきてる東京。
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実家に帰る途中でせっかくの東京の街を地下で横断するだけではもったいないので途中下車。

日比谷公園の噴水の水しぶきも冷たく見え、樹々の葉は鮮やかに色づきヒラヒラと落ちる葉が冬へのカウントダウンをしているようです。

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噴水越しに行きつけのホテルです(嘘&笑)
バイキングあるいはビュッフェ発祥の有名ホテルですが、このホテルには御三家と言われたホテルで唯一庭がないんです。
外資高級ホテルに席巻されている東京ですが、都市部であるがゆえに緑豊かな庭があるのが国産ホテルのいいところ。

ところがズルい。
まるで日比谷公園を我庭のように見下ろし、上層階からは皇居の緑さえも特典かのように上手く利用してます。

日比谷公園にはひっそり佇む老舗の洋食屋さんがあります。
10円カレーで有名な松本楼。
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空は晴れてるものの、底冷えがする様な公園の日陰で行列に並ぶこと、なんと50分。
やっと食卓に着いた頃には膝から下は冷え切っちゃってて、とりあえずひざ掛けほしいくらい。

テラス席はポカポカ陽気ならレストランの横にそびえる黄金色に色づいた樹齢350年の巨木“首かけイチョウ”と名のついたいちょうからの木漏れ日が最高なのでしょう。
ところがこの日は誰もがテラス席への案内を断り行列をかなり飛び越して案内されていきますが、見てるとコーヒーが数分で冷めてしまいそうでやっぱり寒そうです。

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ランチプレート。
3種類のソースから選べるオムライスに、ハンバーグ・かにクリームコロッケ・海老フライから一品選べます。
僕はハヤシソースのオムライスにハンバーグステーキ。
黒光りするデミグラスソースが食欲を沸き立たせます。
これを1580円で供します。

さらに、この日のスペシャルランチプレートは牛フィレ肉のステーキとカニクリームコロッケ2個と温野菜にライスかパンがついてやっぱり1580円。
これはデニーズやロイホより確実に安いのではないかと。

右奥に見えるもの?
松本楼名物のカレーです。
実はカレーも食べたかったのですが、一人では食べられないのでどうしようかと思っていたらメニューに“一口カレー”380円なるものを発見。
迷わずお願いしますが全然一口じゃない量で、小食の女性ならちょうどいいくらい。

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まずカレーをいただきます。
スパイスのパンチはなくて、炒めた玉ねぎの甘さとバターの香りに生クリームで奥行きを出した、いわゆる欧風カレーです。
まろやかでいてほんのりスパイスの香りがして美味しい。

ランチプレート。
オムライスはゴロッとしたチキンが入ったしっかりした味付けのケチャップライスで、ふんわりとろける玉子を乗せるタイプ。
オムライス自体がどっかにいっちゃう程のハヤシソースの存在感はさすがの味。
次回は迷わずハヤシライスかビーフシチューを攻めたいところ。

ハンバーグはまん丸でオーブンで仕上げたものでふんわり柔らか。
デミグラスソースがオムライスと被ったのでオムライスはキノコのホワイトソースでも良かったかも。

こういうハンバーグを食べると京都の萬養軒で食べたハンバーグを思い出します。
以前は表参道にも祇園にもあった大好きな老舗の名店は河原町の高島屋だけになってしまいました。

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どれも食べ慣れた定番料理ですし、ヘタするとファミレスより安い価格で供されているのでひっくり返るほど美味しいものが出てくるわけではありませんが、名前と場所とその雰囲気でハズさない洋食がいただけると思います。
ただし、激しい行列なので12時までには行かないと。。。

色づいた公園の真ん中で老舗の洋食を味わう…。
中々幸せな一日でありました。